特許
J-GLOBAL ID:200903064433250293

斜面施工のグラウンドアンカー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-037001
公開番号(公開出願番号):特開平10-219685
出願日: 1997年02月05日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 恒常的な地滑りにより、グラウンドアンカーの自由長部の一部に伸びが集中することによって生じるシースのクラックや破断を防ぐ。【解決手段】 グラウンドアンカーの合成樹脂製の自由長部シース1のうち、定着長部に近接した部分に所望長さ滑り材5を付着させ、その外側に離剥部材6を配する。離剥部材6を配した部分を、削孔7の地滑り面8が生じる可能性の高い処に位置させる。削孔7内のシース1の内外にグラウト材9を注入する。【作用】 離剥部材6がグラウト材9と付着して、内側の自由長部シース1は滑り材5によって自由に伸びが可能となっている。恒常的な地滑りにより、自由長部シース1の一部が捩れるように沈下した場合、自由長部シース1の相当な長さに渡って徐々に伸びるため、伸びが集中しない。これによりシース1にクラックや破断が生じない。
請求項(抜粋):
複数本の引張材を束ねて、自由長部は合成樹脂から成る自由長部シースの中に配し、定着長部は剥出しのまま異形シースの中に配し、自由長部シースの外側であって、少なくとも定着長部に近接した側の一部外周に滑り材を付着させ、その滑り材を付着させた外周に屈曲可能な離剥部材を配し、地盤に掘削形成した削孔内に挿入して、削孔とシース内にグラウト材を注入して定着させ、自由長部シースの離剥部材を外周に配した部分を削孔内のグラウト材と付着させずに伸長可能としてなる斜面施工のグラウンドアンカー。
IPC (2件):
E02D 5/80 ,  E02D 17/20 106
FI (2件):
E02D 5/80 Z ,  E02D 17/20 106
引用特許:
審査官引用 (1件)

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