特許
J-GLOBAL ID:200903064436179778

磁気記録トラック検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-196251
公開番号(公開出願番号):特開平11-039601
出願日: 1997年07月23日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】ステージの移動誤差の影響をうけることなくCTL信号区間距離を検出することを可能とすることにより、高精度なテープスピード偏差測定を可能とする方法を提供する。【解決手段】磁気テープのCTLトラックパターン記録部分と1次元格子パターンを同時に撮像手段を用いて撮り込む。ステージを用いて磁気テープをその長手方向に移動し、再度同様に撮り込みを行う。得られた2枚の画像に対して画像処理を行って、各画像内におけるCTL信号位置の検出、画像内の1次元格子パターンを用いたステージ移動距離の算出を実行することによりCTL区間距離を求める。得られた値を理想のCTL区間距離と比較することによりテープスピード偏差を得る。
請求項(抜粋):
磁気記録再生装置によって記録され、可視化処理を施された磁気テープ上の磁気記録トラックパターンを撮像するための撮像手段および光学系と、前記磁気テープの撮像位置調整を行うための位置調整手段とを備えた磁気記録トラック検査装置を用いて、前記磁気記録トラックパターン内に含まれるCLTトラックパターンの所定の区間距離を検出することにより、前記磁気テープのテープスピード偏差を測定する磁気記録トラック検査方法であって、格子ピッチが既知で、かつ格子方向が一定な1次元格子パターンを含む基準チャートおよび前記磁気テープを、前記位置調整手段上に設置する第1のステップと、前記CTLトラックパターンと、前記基準チャートとを、同時に撮像し、第1CTL画像を取得する第2のステップと、前記位置調整手段を用いて、前記基準チャートおよび前記磁気テープを所定の移動距離だけ移動させる第3のステップと、前記CTLトラックパターンと、前記基準チャートとを、同時に撮像し、第2CTL画像を取得する第4のステップと、前記第1CTL画像および前記第2CTL画像に含まれる前記基準チャートの像に基づいて、前記位置調整手段の実移動距離を算出する第5のステップと、前記第1CTL画像および前記第2CTL画像に含まれる前記CTLトラックパターンの像および前記実移動距離に基づいて、前記区間距離を算出する第6のステップと、前記区間距離と理想の区間距離とを比較することによりテープスピード偏差を算出する第7のステップと、を有することを特徴とする磁気記録トラック検査方法。
IPC (2件):
G11B 5/00 ,  G01B 11/02
FI (2件):
G11B 5/00 D ,  G01B 11/02 H

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