特許
J-GLOBAL ID:200903064443135123

マルチスレッド・プログラムにおけるファイル書込方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 詔男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-059441
公開番号(公開出願番号):特開2000-259432
出願日: 1999年03月05日
公開日(公表日): 2000年09月22日
要約:
【要約】【課題】 スレッド並行動作のCPU使用効率の向上を損なわず、共有資源であるファイルへの追加書込みが行え、このファイルへの追加書込みを行うとき、このファイルのオープン/クローズの回数を減らしてスレッドの動作時間を短縮するマルチスレッド・プログラムにおけるファイル追加書込み方式を提供する。【解決手段】 ファイル開閉排他制御手段6は、ファイル情報保持部(以下保持部)8への参照/更新を排他制御し、ファイルオープン手段3からスレッドID,ファイル名を入力し、保持部8を参照して新に開くファイルの時ファイル2を開き、ファイルハンドル(以下ハンドル),スレッドIDを保持部8に記憶してハンドルを返し、既に開いたファイルの時スレッドIDを保持部8に記憶してハンドルを返し、ファイルクローズ手段4からスレッドID及びハンドルを入力し、保持部8を参照してスレッドIDのスレッド毎情報を削除して他のスレッドIDがない場合ファイル2を閉める。
請求項(抜粋):
複数のスレッドから構成されるマルチスレッド・プログラムにおけるファイル書込方式において、オープンされているファイルのファイル名と、前記ファイルを示すファイルハンドルと、このファイルを使用している前記スレッドを示すスレッドIDとの関係を示す表を記憶するファイル情報保持部と、前記スレッドの制御によりオープンするファイルのファイル名、及びこのスレッドを示すスレッドIDを出力するファイルオープン手段と、前記スレッドの制御によりこのスレッドを示すスレッドID及びクローズするファイルに対応するファイルハンドルを出力するファイルクローズ手段と、前記ファイルオープン手段からスレッドを識別するスレッドID及びオープンするファイルのファイル名が入力されたとき、前記ファイルに対応する前記ファイルハンドルを取得し、このスレッドID及びこのファイル名に関連させてこのファイルハンドルを前記ファイル情報保持部へ記憶させ、前記ファイルクローズ手段からスレッドを識別するスレッドID及びクローズするファイルに対応するファイルハンドルが入力されたとき、ファイル情報保持部からこのファイルハンドル及びこのファイルハンドルに対応するファイル名,スレッドIDを除去するファイル開閉排他制御手段と、前記スレッドの制御によりこのスレッドを示すスレッドID、書き込みを行うファイルを示すファイルハンドル及びこのファイルに書込むデータを出力するデータ書込み手段と、前記データ書込み手段から入力されるスレッドID、ファイルハンドル及びファイルに書込むデータを受け取り、このファイルハンドルに対応するファイルの末尾にこのデータを書込むファイル書込み排他制御手段とを具備することを特徴とするマルチスレッド・プログラムにおけるファイル追加書込み方式。
IPC (3件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 12/00 514 ,  G06F 12/00 535
FI (3件):
G06F 9/46 340 F ,  G06F 12/00 514 R ,  G06F 12/00 535 Z
Fターム (8件):
5B082FA13 ,  5B082FA16 ,  5B098AA03 ,  5B098GA05 ,  5B098GB05 ,  5B098GD03 ,  5B098GD12 ,  5B098GD15

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