特許
J-GLOBAL ID:200903064451370808

硬貨入金処理機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-295426
公開番号(公開出願番号):特開平8-153231
出願日: 1994年11月29日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 入金不適正硬貨の硬貨分岐ゲートなどを削減して小形化する。【構成】 硬貨を円盤12から硬貨識別通路25に送り出し、入金適正硬貨と識別された硬貨は一時保留し、入金不適正硬貨と識別された硬貨はリジェクト硬貨返却口4へ返却する。円盤12の周壁13の一部に開口部61を設け、開口部61に可動壁部材62を開閉可能に設ける。入金不適正硬貨の識別が引き続き設定回数分連続したとき、円盤12および搬送手段33を逆転させ、可動壁部材62を開放させ、入金不適正硬貨を開口部61からリジェクト硬貨返却口4へ返却する。【効果】 入金不適正硬貨を円盤12に戻して周壁13の開口部61からリジェクト硬貨返却口4へ返却するため、入金不適正硬貨の硬貨分岐ゲートなどを設ける必要がなく、小形化できる。
請求項(抜粋):
投入硬貨を円盤上に受入れ、この円盤によって硬貨を1層1列状態で搬送手段を有する硬貨識別通路へ送り出し、この硬貨識別通路で入金適正硬貨と識別された硬貨はこの硬貨識別通路の出口部から送出して一時保留部に一時保留し、入金承認時には一時保留硬貨を収納するとともに入金不承認時には一時保留硬貨を返却し、入金不適正硬貨と識別された硬貨はリジェクト硬貨としてリジェクト硬貨返却口へ返却してなる硬貨入金処理機において、前記硬貨識別通路の出口部に臨み、硬貨の放出を許容する退避位置から硬貨を係止する進出位置へ移動可能に設けられるストッパと、このストッパを駆動するストッパ用電気的駆動部と、前記円盤の周壁の一部に形成され、円盤上の硬貨を前記リジェクト硬貨返却口へ排出する開口部と、この開口部を開放可能に閉塞する可動壁部材と、この可動壁部材を駆動する可動壁部材用電気的駆動部と、前記円盤および搬送手段を正逆転駆動する硬貨送出用電気的駆動部と、前記ストッパ用電気的駆動部、可動壁部材用電気的駆動部、硬貨送出用電気的駆動部を制御してなり、前記硬貨識別通路で入金不適正硬貨が識別されたとき、前記ストッパを進出させるとともに円盤および搬送手段を逆転させて、硬貨識別通路上の入金不適正硬貨を含む硬貨を円盤上へ戻した後、ストッパを退避させて円盤および搬送手段を正転させ、かつ、入金不適正硬貨の識別が引き続き設定回数分連続したとき、ストッパを進出させて円盤および搬送手段を逆転させるとともに前記可動壁部材を開放させて、硬貨識別通路上の入金不適正硬貨を前記開口部からリジェクト硬貨返却口へ放出させ、かつ、その設定回数に至るまでに入金適正硬貨の識別が行なわれたときは入金適正硬貨の一時保留を継続させる制御部とを備えたことを特徴とする硬貨入金処理機。

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