特許
J-GLOBAL ID:200903064453748751

ヒートポンプ系統とその運転制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 芳朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-329874
公開番号(公開出願番号):特開平6-241595
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 ヒートポンプ系統の各運転サイクルの起動時におけるエネルギー損失を減らす。【構成】 各オフサイクルの初期に膨張弁42を閉鎖して、ヒートポンプ系統の運転圧力差を維持することとする。各オンサイクルの初期に当初、膨張弁を過去数回の定常運転時の開度の平均値よりも大きな開度とし、系の定常運転レベルに迅速に到達できることとする。その後に膨張弁開度をほぼ上記平均値にまで減らし、予定した時間の経過後、定常運転状態での最適性能を得させる膨張弁開度調節に移行する。制御系はマイクロプロセッサに依拠したものである。
請求項(抜粋):
凝縮器と蒸発器間で冷媒流れを規制するように互に異なった複数の開度に開閉調節可能である膨張弁を備えたヒートポンプ系統のサイクル性能を改善する運転制御方法であって、ヒートポンプ系統を定常状態で運転し、該ヒートポンプ系統に対する熱的な要求に応じて膨張弁の開度を調節し、定常状態における膨張弁の平均開度を示す値を記憶し、定常状態での運転を、凝縮器と蒸発器間の圧力差が実質的に維持されるように膨張弁を閉鎖することにより終結し、膨張弁の開度を、第1の予定した時間だけ前記平均開度よりも大きな開度へと調節して運転を再開し、膨張弁の開度を、第2の予定した時間だけ前記平均開度にほぼ等しい開度に調節する、ヒートポンプ系統の運転制御方法。
IPC (3件):
F25B 13/00 ,  F25B 13/00 371 ,  F24F 11/02 102

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