特許
J-GLOBAL ID:200903064459541679

流量および圧力変動による内圧型除濁用膜モジュールの逆洗方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-357602
公開番号(公開出願番号):特開平11-179163
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 内圧型中空糸膜を用いる膜モジュールろ過において、薬品洗浄の頻度が少なく、設計のフラックスが安定して得られ、かつシンプルな逆洗方法を提供する。【解決手段】 中空糸膜からなる内圧型の除濁用膜モジュールを用いて、原水からろ過水を得るろ過処理の運転時に、ろ過工程の後、殺菌剤の存在下に逆洗する逆洗工程を行い、再びろ過工程に入る運転方法において、ろ過工程から逆洗工程へ切り換える運転の間に、低濃度の酸及び/又は殺菌剤を酸化剤として注入して、高流速にて膜モジュールを循環洗浄する工程、この工程を行っている時に〔高流速循環洗浄→循環停止〕、あるいは〔高流速循環洗浄→低流速循環洗浄〕の操作を繰返す工程、置換ブローする工程を組合せることにより、膜モジュールの中空糸膜に流量及び圧力の変動の繰返しを与える膜モジュールの逆洗方法。
請求項(抜粋):
中空糸膜からなる内圧型の除濁用膜モジュールを用いて、原水からろ過水を得るろ過処理の運転時に、ろ過工程の後、殺菌剤の存在下に逆洗水で逆洗する逆洗工程を行い、再びろ過工程に入る運転方法において、ろ過工程から逆洗工程へ切り換える運転の間に、膜に付着している濁質の分解、有機物の分解、あるいはそれらの剥離を促進するために、循環ポンプからモジュール入口までの原水流入配管系統、又は膜モジュール上部から循環ポンプまでの原水循環配管系統に、低濃度の酸及び/又は前記殺菌剤を酸化剤として利用するよう注入しながら、高流速にて循環ポンプ、原水流入配管系統、膜モジュール、原水循環配管系統、ろ過水循環配管系統を介して膜モジュールを循環洗浄する工程、この工程を行っている時に〔高流速循環洗浄→循環停止〕、あるいは〔高流速循環洗浄→低流速循環洗浄〕の操作を繰返す工程、原水及び/又はろ過水を用いてモジュール内の水を置換ブローする工程を組合せることにより、膜モジュールの中空糸膜に流量及び圧力の変動の繰返しを与えて、中空糸膜内外の濁質、有機物を排出、除去することを特徴とする内圧型除濁用膜モジュールの逆洗方法。
IPC (3件):
B01D 63/02 ,  B01D 65/06 ,  C02F 1/44
FI (3件):
B01D 63/02 ,  B01D 65/06 ,  C02F 1/44 H

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