特許
J-GLOBAL ID:200903064460613489

被覆超硬合金部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-214807
公開番号(公開出願番号):特開平8-071814
出願日: 1994年09月08日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 皮膜を構成する結晶粒形状のみならず、粒の大きさについても最適な範囲を提供し、安定な耐摩耗性を発揮する被覆切削工具を提供する。【構成】 母材と接する第1層が窒化チタン、炭窒化チタン等であり、第2層が必ず炭窒化チタンを含みチタンの炭化物、窒化物、ホウ窒化物等を一種以上で被覆した多重層で構成され、外層が酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム等の一種以上の単層または多層で構成されており、該2相に含まれる炭窒化チタンが母材側から上層側に向けてテーパー形状の粒状結晶から構成され、膜厚(tμm)と平均結晶粒径(dμm)との関係が膜厚が2.0μm以下のとき、d=c+ktであり、0.01≦c≦0.1、0.02≦k≦0.2、膜厚が2.0μmを越え10μm以下のとき、d=c+k(t-2)であり、0.05≦c≦0.5、0≦k≦0.1となっている被覆切削工具。
請求項(抜粋):
主たる成分として元素周期率表におけるIVa、Va、VIa族元素の炭化物、窒化物、炭窒化物のうち少なくとも1種以上の硬質相を、周期率表のVIII族の金属により焼結した硬質合金よりなる母材の表面に化学蒸着法によってセラミックス被膜を形成した被覆切削工具において、内層が、母材と接する第1層が窒化チタン、炭窒化チタン、炭化チタンのうちのいずれか1種であり、その上の第2層が必ず炭窒化チタンを含みチタンの炭化物、窒化物、ホウ窒化物、ホウ炭窒化物から選ばれる一種以上を積層被覆した多重層で構成され、外層が、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化ハフニウム、炭化チタン、炭窒化チタン、窒化チタンから選ばれる一種以上の単層または多重層で構成されており、前記内層の第2層に含まれる炭窒化チタンが、母材側から上層側に向けてテーパー形状の柱状結晶粒から構成され、その膜厚(tμm)と平均結晶粒径(dμm)との関係が、・膜厚が2.0μm以下のとき、d=c+ktであり、0.01≦c≦0.1、0.02≦k≦0.2・膜厚が2.0μmを越え、10μm以下のとき、d=c+k(t-2)であり、0.05≦c≦0.5、0≦k≦0.1の関係になっていることを特徴とする被覆切削工具。
IPC (5件):
B23B 27/14 ,  C23C 16/34 ,  C23C 16/36 ,  C23C 16/40 ,  C22C 38/00 304
引用特許:
審査官引用 (5件)
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