特許
J-GLOBAL ID:200903064477546793

ベルトの張力検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-202228
公開番号(公開出願番号):特開平7-055610
出願日: 1993年08月16日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】本発明の主要な目的は、ベルトの張力が適正であるか否かを迅速かつ正確に検査できるようにすることにある。【構成】この張力検査装置20は、ベルト17を叩くエアハンマ機構21と、叩かれたベルト17の振動周波数を検出するための周波数検出手段22を備えている。エアハンマ機構21は、シリンダ31に供給された圧縮エアによってピストン32をベルト17に向って飛び出すようにしてあり、ピストン32が一定量飛び出すと、シリンダ31の内部の圧縮エアが放出されるようになっている。シリンダ31とエア供給源56との間に、一次側開閉弁57と、逆止弁58と、二次側開閉弁59と、一定容量の圧縮エアを閉じ込める蓄圧管路65が設けられている。周波数検出手段22は、加速度ピックアップ71とFFTアナライザ72などを備えており、検出されたベルト17の振動周波数が所定の基準値範囲に入っている時にこのベルト17の張力が適正であると判断する。
請求項(抜粋):
プーリ間に張り渡されたベルトの張力を検査するための装置であって、上記ベルトのプーリ間の部分を叩くためのエアハンマ機構と、叩かれたベルトに生じる振動の周波数を検出するための周波数検出手段と、上記周波数検出手段によって検出された周波数が所定の基準値範囲に入っているか否かを判断しかつ上記周波数が基準値範囲に入っている時に張力が適正であると判定する判断手段と、上記判断手段による判定結果を表示する表示手段とを具備し、また上記エアハンマ機構は、上記ベルトに対向して配置されるピストンと、このピストンを軸線方向に移動自在に収容しかつピストンを押出すための圧縮エアが送り込まれるエア室を有するとともにピストンが前進した時に上記エア室内のエアを放出する逃がし孔を有するシリンダと、上記エア室に圧縮エアを供給するためのエア供給源と、このエア供給源から上記エア室に至るエア流通路の途中に設けられた一次側開閉弁と、上記一次側開閉弁の下流側に設けられた逆止弁と、上記逆止弁の下流側に設けられた二次側開閉弁と、上記二次側開閉弁が閉じた状態において上記逆止弁と上記二次側開閉弁との間に一定量の圧縮エアを閉じ込める蓄圧管路とを具備したことを特徴とするベルトの張力検査装置。
IPC (2件):
G01L 5/08 ,  G01L 5/10

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