特許
J-GLOBAL ID:200903064477916906

スイッチング電源回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-160766
公開番号(公開出願番号):特開平9-322535
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 メーンスイッチ素子Q1 のドライブ駆動に起因した電力損失を低減したスイッチング電源回路を提供する。【解決手段】 メーンスイッチ素子Q1 をオンする場合にはスイッチ素子Q2 をオンし、入力電源Vinの電力を用いてインダクタンス素子Lr1と入力容量Cissの充電のLC共振を行わせてメーンスイッチ素子Q1 をオンする。メーンスイッチ素子Q1 をオフする場合にはスイッチ素子Q3 をオンし、インダクタンス素子Lr2と入力容量Ciss のLC共振を利用して入力容量Ciss の電荷を放電させメーンスイッチ素子Q1 をオフする。LC共振を利用してメーンスイッチ素子Q1のスイッチオン・オフ駆動を行うと、ドライブ損失が殆ど発生しない。
請求項(抜粋):
回路の入力電源と;スイッチオン期間の可変によって回路出力の安定化を行うメーンスイッチ素子と;メーンスイッチ素子のオン直前にスイッチオン制御されてスイッチオンする第2のスイッチ素子と;メーンスイッチ素子のオフ直前にスイッチオンする第3のスイッチ素子と;上記メーンスイッチ素子のスイッチオン期間を制御する第1の制御回路と;メーンスイッチ素子のスイッチオン時にメーンスイッチ素子の入力容量と充電のLC共振を行う第1のインダクタンス素子およびメーンスイッチ素子のスイッチオフ時にメーンスイッチ素子の入力容量と放電のLC共振を行う第2のインダクタンス素子を有し前記第1の制御回路側の電源を用いて前記第2のスイッチ素子のオン時から第3のスイッチ素子のオン時までの期間に対応させて上記メーンスイッチ素子のスイッチオン期間をドライブ駆動するLC共振のメーンドライブ回路と;第2のスイッチ素子のスイッチオン動作によって前記入力電源の電力を前記メーンドライブ回路の第1のインダクタンス素子を介してメーンスイッチ素子の入力容量へ供給し入力容量の充電を行う入力容量充電回路と;この入力容量充電回路の回路動作により入力容量の電圧が前記メーンスイッチ素子のオン駆動電圧になってから第2のスイッチ素子がスイッチオフするまでの間、第2のスイッチ素子および前記第1のインダクタンス素子を通して前記入力電源の電力を前記第1の制御回路の電源側へ供給する電力供給回路と;上記入力容量充電回路と電力供給回路の回路動作による前記第1のインダクタンス素子の通電によって第1のインダクタンス素子に蓄積されたエネルギーを、第2のスイッチ素子のスイッチオフ動作により、前記第1の制御回路の電源側へ回生する第1の電力回生供給回路と;第3のスイッチ素子のスイッチオン動作によりメーンスイッチ素子の入力容量の電荷を放電して前記メーンドライブ回路の第2のインダクタンス素子に蓄積しこの第2のインダクタンス素子の蓄積エネルギーを第3のスイッチ素子のスイッチオフ動作により前記第1の制御回路の電源側へ回生する第2の電力回生供給回路と;を有するスイッチング電源回路。
IPC (3件):
H02M 3/28 ,  H02J 1/00 308 ,  H02M 1/08
FI (3件):
H02M 3/28 Q ,  H02J 1/00 308 P ,  H02M 1/08 A

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