特許
J-GLOBAL ID:200903064483126852

離型剤用溶剤型シリコーン組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒井 鐘司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-183188
公開番号(公開出願番号):特開2003-003183
出願日: 2001年06月18日
公開日(公表日): 2003年01月08日
要約:
【要約】【課題】 従来よりも、低温での硬化速度が高く、高速剥離で軽剥離である硬化皮膜を与え、硬化皮膜の経時による剥離力変化が小さく、剥離力の調整が容易で取り扱い易く、剥離紙用基材としてプラスチックフィルムのような耐熱性の低い基材を使用した場合でも、基材に対して優れた密着性を示す、離型剤用溶剤型シリコーン組成物を提供すること。【解決手段】 下記(A)、(B)、(C)、(D)、(E)からなる離型剤用溶剤型シリコーン組成物。(A)1分子中にアルケニル基を2個以上有し、下記一般式で示される構造を有する分岐状オルガノポリシロキサン M1aTbDcM2d、(B)1分子中にけい素原子に結合する水素原子を3個以上有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、(C)触媒量の白金系触媒、(D)付加反応制御剤、(E)有機溶剤。
請求項(抜粋):
下記(A)、(B)、(C)、(D)、(E)からなる離型剤用溶剤型シリコーン組成物。(A)1分子中にアルケニル基を2個以上有し、下記一般式(化1)で示される構造を有し、25°Cにおける粘度が500Pa・s以上である分岐状オルガノポリシロキサン 100重量部、【化1】〔式中、M1は一般式(2)、Tは一般式(3)、Dは一般式(4)、M2は一般式(5)で示される構造単位であり、式中の酸素原子は隣接する構造単位と共有されてシロキサン結合を形成するものとする。R1はアルケニル基、R2は置換または非置換の1価の有機基、aは2以上、bは5〜100の整数、cは2,000〜20,000の整数、dは0または正の整数であって、a+d= b+2を満たす数である。〕【化2】(B)1分子中にけい素原子に結合する水素原子を3個以上有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンであって、けい素原子に結合する水素原子のモル数が(A)中のアルケニル基の合計モル数の1〜5倍になるような量に相当する重量部、(C)触媒量の白金系触媒(D)付加反応制御剤 0.01〜10重量部、(E)有機溶剤 100〜10,000重量部。
IPC (4件):
C10M107/48 ,  C10N 20:02 ,  C10N 40:36 ,  C10N 50:02
FI (4件):
C10M107/48 ,  C10N 20:02 ,  C10N 40:36 ,  C10N 50:02
Fターム (4件):
4H104CJ07A ,  4H104PA48 ,  4H104QA08 ,  4H104QA14
引用特許:
審査官引用 (6件)
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