特許
J-GLOBAL ID:200903064484687661

バッファ記憶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-258540
公開番号(公開出願番号):特開平6-110780
出願日: 1992年09月28日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】 主記憶部の連続した領域にアクセスするときにバッファ記憶装置を効果的に使い、かつキャッシュミスによる待ち時間を少なくする。【構成】 バッファ記憶装置1は、アドレスラッチ12に格納された入出力装置からの要求アドレスとディレクトリメモリ14の記憶内容を比較器13にて比較し、要求されたデータがデータ格納メモリ19内にある場合にはそのデータを入出力装置へ転送する。バッファ記憶装置1は、比較器21によって、転送するデータがデータ格納メモリ19のブロック内の最後のデータであることを検出すると、データを転送すると同時に、最後のデータの次のアドレスのデータを主記憶装置から読み出してデータ格納メモリ19に格納しておく。
請求項(抜粋):
主記憶部のデータの写しをブロック単位で格納するデータ格納メモリと、このデータ格納メモリに格納されたデータに対応する主記憶部のアドレスの少なくとも一部を格納するディレクトリメモリと、データ要求装置からの要求アドレスと前記ディレクトリメモリに格納されたアドレスとを比較する比較手段と、この比較手段による比較の結果、両アドレスが一致する場合には要求アドレスに対応するデータを前記データ格納メモリよりデータ要求装置へ転送し、両アドレスが一致しない場合には要求アドレスに対応するデータを主記憶部から読み出して前記データ格納メモリに格納すると共にデータ要求装置へ転送し、そのデータに対応するアドレスで前記ディレクトリメモリの内容を置き換える転送制御手段と、要求アドレスに応じてデータ要求装置へ転送するデータが前記データ格納メモリにおけるブロック内の最後のデータであることを検出する検出手段と、この検出手段によってブロック内の最後のデータであることが検出されたときに、次のアドレスのデータを主記憶部から読み出して前記データ格納メモリに格納する先読み手段とを具備することを特徴とするバッファ記憶装置。

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