特許
J-GLOBAL ID:200903064488228130

家具における扉ラッチ具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-311484
公開番号(公開出願番号):特開平10-140914
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】扉の錠止状態を確実に保持することができる一方、簡易な操作により解除することができる家具の扉ラッチ具の提供。家具に対する取付け箇所に制約されることがなく、家具の意匠を多様化することができる家具の扉ラッチ具の提供。【解決手段】家具本体(3)或いは扉(5)の一方に、第1弾性部材(15)の弾性力により付勢され、先端部にラッチ部(13a)を有したラッチ本体(7)を回動可能に支持する。該ラッチ本体(7)に相対する扉(5)或いは家具本体(3)に、後部の導入通路(17)及び側部の離脱通路(19)に囲まれ、導入通路(17)に相対して係合部(29d)が設けられると共に前方側部にラッチ部(13a)の摺接に伴ってラッチ本体(7)を第1弾性部材(15)の弾性力に抗して回動させるカム面(29a)を有した被ラッチ本体(9)を取付ける。家具本体(3)と扉(5)の間に該扉(5)を常には開放方向へ付勢する第2弾性部材(31)を取付ける。
請求項(抜粋):
家具本体に開閉可能に支持された扉の閉鎖状態を保持すると共に開放を可能にする扉ラッチ具において、家具本体或いは扉の一方に回動可能に支持されると共に第1弾性部材の弾性力により付勢され、先端部にラッチ部を有したラッチ本体と、該ラッチ本体に相対する扉或いは家具本体に取付けられ、後部の導入通路及び側部の離脱通路に囲まれ、導入通路に相対して係合部が設けられると共に前方側部にラッチ部の摺接に伴ってラッチ本体を第1弾性部材の弾性力に抗して回動させるカム面を有した被ラッチ本体と、家具本体に対して扉を常には開放方向へ付勢する第2弾性部材とからなり、家具本体に対して扉が第2弾性部材の弾性力に抗して閉鎖方向へ回動された際にカム面に摺接するラッチ部によりラッチ本体を第1弾性部材の弾性力に抗して回動させて導入通路内に導入させた後に第1及び第2弾性部材の夫々の弾性復帰力によりラッチ本体を係合部に係合させて家具本体に対する扉の閉鎖状態を保つ一方、上記状態にて家具本体に対して扉が第2弾性部材の弾性力に抗して閉鎖側へ押圧された際に第1弾性部材の弾性復帰力により付勢されたラッチ本体のラッチ部を係合部から離脱通路へ移動させた後、第2弾性部材の弾性復帰力によりラッチ部を離脱通路から離脱させることにより扉の開放を可能にした扉ラッチ具。
IPC (2件):
E05C 19/02 ,  E05B 65/44
FI (2件):
E05C 19/02 A ,  E05B 65/44 A

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