特許
J-GLOBAL ID:200903064491654884

ポリビニルブチラール樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-327408
公開番号(公開出願番号):特開平5-155916
出願日: 1991年12月11日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 水分や粒度の変動が少なく、品質の安定したポリビニルブチラール樹脂を連続的に効率よく製造する。【構成】 塩酸触媒の存在下でポリビニルアルコールとブチルアルデヒドを反応させ、これを重曹で中和して樹脂粒子のスラリーを得る。このスラリーを図1に示す予備脱水器10で予備脱水し、この脱水ケーキを第1の連続水洗槽20に導入するとともに、脱水ケーキに給水ライン11より温調された洗浄水を注水してスラリー温度を19°Cに調節する。連続水洗槽20のスラリーを攪拌水洗した後第1(他)の連続脱水器30で脱水し、この脱水ケーキを第2の連続水洗槽40に導入するとともに、脱水ケーキに給水ライン31より温調された洗浄水を注水してスラリー温度を23°Cに調節する。連続水洗槽40のスラリーを攪拌水洗した後第2(最終)の連続脱水器50で脱水する。その後乾燥機60で乾燥して目的の樹脂粉末を得る。
請求項(抜粋):
ポリビニルアルコールとブチルアルデヒドとを酸触媒の存在下で反応させ、生成する樹脂粒子のスラリーをアルカリで中和し、これを予備脱水した後少なくとも二組の連続水洗槽と連続脱水器に導入して水洗と脱水を行い、これを乾燥してポリビニルブチラール樹脂を製造する方法において、最終の連続脱水器に導入するスラリー温度を15〜30°Cに調節し、他の連続脱水器に導入するスラリー温度を10〜25°Cに調節することを特徴とするポリビニルブチラール樹脂の製造方法。
IPC (3件):
C08F 6/24 MFU ,  C08F 8/28 MGZ ,  C08F 16/38
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-318006

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