特許
J-GLOBAL ID:200903064497047297

高温耐摩耗性焼結合金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小塩 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-104435
公開番号(公開出願番号):特開2000-297356
出願日: 1999年04月12日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 相手攻撃性を小さく抑制したまま自己耐摩耗性をさらに向上させるとともに、被削性をもより一層改良した高温耐摩耗性焼結合金を提供する。【解決手段】W、V、Cr、Si、Mn、S、Cが特定されたFe基合金において、かつ、W、V、Cr、Si、Mn、S、Cが特定された0.3〜1.6%のMnS粒子とWを主とする炭化物が分散する第1基材相と、又W、V、Cr、Si、Mn、S、Cが特定された0.3〜1.6%のMnS粒子とWを主とする炭化物が分散するとともに、粒径が1μm以上のWCが面積比で、10〜20%相中に分散する第2基材相とからなり、前記第1基材相と前記第2基材相からなる基地に対して前記第1基材相が占める割合が20〜80%であり、これら2つの相が斑状に分布するとともに、粒界または気孔中にさらにMnS粒子が0.3〜1.6%分散する組織を呈する高温耐摩耗性焼結合金。
請求項(抜粋):
全体組成が、重量比で、W:3.74〜13.36%、V:0.39〜5.58%、Cr:0.2〜5.78%、Si:0.1〜0.6%、Mn:0.39〜1.99%、S:0.21〜1.18%、C:2.16%以下、残部:Feおよび不可避不純物からなる成分を有し、かつ、成分組成が、W:3〜7%、Cr:1%以下、Si:0.1〜0.6%、Mn:0.2〜1%、S:0.1〜0.6%、C:2.2%以下、残部:Feおよび不可避不純物であって、0.3〜1.6%のMnS粒子とWを主とする炭化物が分散する第1基材相と、成分組成が、W:7〜15%、V:2〜7%、Cr:1〜7%、Si:0.1〜0.6%、Mn:0.2〜1%、S:0.1〜0.6%、C:2.2%以下、残部:Feおよび不可避不純物であって、0.3〜1.6%のMnS粒子とWを主とする炭化物が分散するとともに、粒径が1μm以上のW炭化物が、面積比で、10〜20%相中に分散する第2基材相とからなり、前記第1基材相と前記第2基材相からなる基地に対して前記第1基材相が占める割合が20〜80%であり、これら2つの相が斑状に分布するとともに、粒界または気孔中にさらにMnS粒子が0.3〜1.6%分散する組織を呈することを特徴とする高温耐摩耗性焼結合金。
IPC (8件):
C22C 38/00 304 ,  B22F 3/26 ,  B22F 5/00 ,  B22F 7/00 ,  C22C 33/02 ,  C22C 33/02 103 ,  C22C 38/38 ,  F01L 3/02
FI (9件):
C22C 38/00 304 ,  B22F 3/26 D ,  B22F 3/26 H ,  B22F 7/00 B ,  C22C 33/02 B ,  C22C 33/02 103 B ,  C22C 38/38 ,  F01L 3/02 F ,  B22F 5/00 G
Fターム (6件):
4K018AA34 ,  4K018AB05 ,  4K018BB04 ,  4K018KA02 ,  4K018KA05 ,  4K018KA07
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 高温耐摩耗性焼結合金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-094165   出願人:日立粉末冶金株式会社, 日産自動車株式会社

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