特許
J-GLOBAL ID:200903064507767510

樋管周りの地盤改良装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外10名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-143132
公開番号(公開出願番号):特開平11-336049
出願日: 1998年05月25日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】樋管内という制限された作業スペース内での作業であるに拘わらずステップ注入手段の適用が可能な地盤改良装置を提供する。【解決手段】金属製の注入管を備え、該注入管は、樋管内に於いて、管ベンダーの挿通路内への強制的押し通しにより管軸方向から管径方向への曲げ加工を受けながら樋管途中の開口部を経て樋管周りの地盤内に挿入が可能であり、また強制的引き抜きにより地盤内挿入位置から樋管内への退去が可能であり、上記注入管の地盤内への挿入時及び/又は退去時に該注入管の先端部の注入孔より地盤内に地盤改良材をステップ注入できる構成になっている。
請求項(抜粋):
堤防に貫通布設の樋管内から、該樋管途中に形成の開口部を通じて、樋管周りの地盤に360°の全範囲に亘って地盤改良部を造成するための地盤改良装置であって、樋管内を管軸方向に走行移動可能な台車、台車を第1駆動装置の作動をして任意の走行移動位置で拘束できる第1拘束機構、台車上に、樋管の略々中心軸線上に位置するように設置されていて、第2駆動装置の作動をして間歇回転を受ける駆動軸、樋管内に於いて、駆動軸と一体間歇回転が可能であって、前端側の出入り口が管径方向にまた後端側の挿入口が管軸方向にそれぞれ開口する略々90°湾曲の挿通路を備え、挿通路の出入り口は、駆動軸との一体間歇回転により管軸と直交する同一垂直面内で360°の全範囲に亘って回動変位が可能な管ベンダー、管ベンダーを第3駆動装置の作動をして任意の回動位置で拘束できる第2拘束機構、管ベンダーの挿通路内への後端側から前端側に向かう強制的押し通しにより管軸方向から管径方向への曲げ加工を受ける金属製注入管、管ベンダーの後端側に一体に接続していて、台車を樋管内に拘束した状態で、管ベンダーの挿通路に対する上記注入管の強制的押し込みと強制的引き抜きを行うことが出来る押し込み・引き抜き装置、とを備え、上記注入管は管ベンダーの挿通路内への強制的押し通しにより管軸方向から管径方向への曲げ加工を受けながら樋管途中の開口部を経て樋管周りの地盤内に挿入が可能であり、また強制的引き抜きにより地盤内挿入位置から樋管内への退去が可能であり、上記注入管の地盤内への挿入時及び/又は退去時に該注入管の先端部の注入孔より地盤内に地盤改良材をステップ注入できる構成になっている、ことを特徴とする樋管周りの地盤改良装置。
IPC (3件):
E02B 3/10 ,  E02D 3/12 101 ,  E21D 9/06 311
FI (3件):
E02B 3/10 ,  E02D 3/12 101 ,  E21D 9/06 311 Z

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