特許
J-GLOBAL ID:200903064508795550

動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 勇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-356584
公開番号(公開出願番号):特開2001-173753
出願日: 1999年12月15日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】 クラッチをオンするときおよびトルクの伝達時に内外輪とローラ間で金属相互が直接接触することがなく、クラッチのオン・オフの繰り返し耐久性を向上させることができる動力伝達装置を提供する。【解決手段】 駆動側から被動側に流体を用いて動力を伝達する動力伝達装置において、駆動側と被動側との間に、内輪8と外輪9と内輪外周と外輪内周の軌道面8a,9a間に介装される多数のローラ10とを有し内輪8と外輪9の軌道面8a,9aを互いに接近又は離間させることによりオンオフ動作を行う転がり軸受クラッチCLを設け、該転がり軸受クラッチCLをオンすることにより駆動側と被動側とを流体を介さずに機械的に結合することを可能にし、前記転がり軸受クラッチCLでは前記ローラ10の軸線方向から見たローラ10と外輪9及び内輪8の軌道面9a,8aとの接触部にトラクション油を介在させ、ローラ10と内輪8間およびローラ10と外輪9間でトルク伝達を可能とした。
請求項(抜粋):
駆動側から被動側に流体を用いて動力を伝達する動力伝達装置において、駆動側と被動側との間に、内輪と外輪と内輪外周と外輪内周の軌道面間に介装される多数のローラとを有し内輪と外輪の軌道面を互いに接近又は離間させることによりオンオフ動作を行う転がり軸受クラッチを設け、該転がり軸受クラッチをオンすることにより駆動側と被動側とを流体を介さずに機械的に結合することを可能にし、前記転がり軸受クラッチでは前記ローラの軸線方向から見たローラと外輪及び内輪の軌道面との接触部にトラクション油を介在させ、ローラを外輪及び内輪の軌道面に接近させることによりトラクション油に法線荷重(Fc)を発生させ、トラクション油にせん断ひずみを与え、ひずみに比例するせん断応力によって生じる接線力(Ft)を牽引力としてローラと内輪間およびローラと外輪間でトルク伝達を可能としたことを特徴とする動力伝達装置。
IPC (4件):
F16H 45/02 ,  F16D 15/00 ,  F16D 31/00 ,  F16H 13/04
FI (4件):
F16H 45/02 C ,  F16D 15/00 Z ,  F16D 31/00 ,  F16H 13/04 Z
Fターム (8件):
3J051AA01 ,  3J051BA03 ,  3J051BB02 ,  3J051BD02 ,  3J051BE03 ,  3J051ED04 ,  3J051ED17 ,  3J051FA10

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