特許
J-GLOBAL ID:200903064513723834

等速自在継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-141618
公開番号(公開出願番号):特開平11-336784
出願日: 1998年05月22日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 軸部とトルク伝達部材との摺動面の潤滑性能を向上する。【解決手段】 筒形状のアウターレースと、アウターレースの内部に配置されたシャフトとを有し、アウターレースの内周に形成された複数の溝と、シャフトの外周に形成された複数のトラニオン15と、各トラニオン15の外周にそれぞれ取り付けられ、かつ、各溝の長手方向に移動可能な環状のローラー組立体17とを備え、複数のトラニオンと各ローラー組立体17とが各トラニオン15の高さ方向に相対移動可能に構成され、各トラニオン15の外周面16に円弧形状部16A,〜16Dが形成されている等速自在継手において、円弧形状部16A,〜16Dに対応する曲率半径と、インナーローラー18の内周面22に対応する曲率半径とが異なる値に設定されている。
請求項(抜粋):
第1軸線を中心として回転可能な筒形状の外側部材と、この外側部材の内部に配置され、かつ、前記第1軸線を含む平面内に配置される第2軸線を中心として回転可能な内側部材とを有し、前記外側部材の内周に円周方向に所定間隔おきに形成され、かつ、前記第1軸線方向に延びた複数の溝と、前記内側部材の外周に突出して形成された複数の軸部と、各軸部の外周にそれぞれ取り付けられ、かつ、前記各溝の長手方向に移動可能な環状のトルク伝達部材とを備え、前記複数の軸部と前記各トルク伝達部材とが各軸部の長手方向に相対移動可能に構成されているとともに、前記各軸部の外周面に円弧形状部が形成され、前記複数のトルク伝達部材の内周面に円弧形状部が形成され、前記外側部材の内部に潤滑剤が封入される等速自在継手において、前記軸部の円弧形状部の少なくとも一部に対応する半径と、前記トルク伝達部材の円弧形状部に対応する半径とが異なる値に設定されていることを特徴とする等速自在継手。

前のページに戻る