特許
J-GLOBAL ID:200903064517382250

液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-094353
公開番号(公開出願番号):特開平5-289055
出願日: 1992年04月14日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 反強誘電性液晶を用いた液晶パネルを交流駆動する際に生じるフリッカを防止する。【構成】 反強誘電性液晶を封入した液晶パネル1を、行電極Y1,Y2,...と直交する方向で、列電極X1,X2,...と対応したストライプ状の領域毎に、液晶分子の配列が90度異なるように構成する。そして、行駆動回路23により、電圧制御を行なう行電極を、第1行目の行電極Y1 から最終行の行電極Yn まで順に変更させると共に、全行電極Y1〜Ynに対する制御を終了する度に、各行電極Y1〜Ynへの印加電圧の極性を前回と異なる極性に変更させることにより、液晶パネル1を交流駆動する。また行電極Y1〜Ynへの印加電圧は、1条毎に極性を変える。
請求項(抜粋):
n条の行電極及びm条の列電極が夫々形成されると共に、各電極面に液晶分子を配向させるための高分子膜が積層され、しかも各電極が互いに格子状に対向するように並設された一対の電極基板を備え、該電極基板間に、無電界時に安定な第1安定状態,一方向に電界を印加した時に形成される第2安定状態,及び該電界とは逆方向に電界を印加した時に形成される第3安定状態の3つの安定状態を少なくとも有し,且つ上記各電界方向における電界に対する光透過率がヒステリシス特性を有する反強誘電性液晶を封入することにより、上記反強誘電性液晶が上記第1安定状態にあるとき暗状態となり、上記反強誘電性液晶が第2安定状態または第3安定状態にあるとき明状態となる、m×n個の表示画素が形成された液晶パネルと、上記各表示画素を暗状態にするための第1電圧、上記各表示画素を明または暗状態に選択するための第2電圧、及びその選択された明または暗状態を保持するための第3電圧を上記各行電極に印加するため、上記各行電極を液晶パネル一画面の表示時間の(1/n)の周期で順次走査する行駆動手段と、該行駆動手段の走査と同期して上記各列電極に制御電圧を印加することにより、各表示画素を明または暗状態に制御する列駆動手段と、上記液晶パネルに表示すべき画像データに基づき上記各駆動手段から各電極への印加電圧を制御すると共に、上記行駆動手段が液晶パネル一画面当りの走査を終了する度に上記各駆動手段から各電極への印加電圧の極性を変更する制御手段と、を備えた液晶表示装置であって、上記各電極基板に積層された高分子膜の少なくとも一方を、上記各列電極に沿って、隣接する列電極の一条毎にラビング処理することにより、上記液晶パネルを、m条の列電極の内、隣接する列電極の一条毎に液晶分子の配列方向が90度異なるように構成し、更に、上記制御手段を、上記n条の行電極の内、隣接する行電極の一条毎に、上記行駆動手段からの印加電圧の極性を反転するように構成してなること、を特徴とする液晶表示装置。
IPC (3件):
G02F 1/133 560 ,  G09F 9/35 335 ,  G09G 3/36

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