特許
J-GLOBAL ID:200903064520884533

射出成形用金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-326094
公開番号(公開出願番号):特開平5-154878
出願日: 1991年12月10日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 筒部外周面に環状リブが形成された有底筒形成形品を射出成形する金型において、成形品突出しの際の突出し荷重による成形品の変形不良を発生させることなく、成形のサイクルタイムの短縮および成形品の筒部の薄肉化を図る。【構成】 突出しスリーブピン14を半径方向外方へ拡大形成するとともに、その先端面14aを成形品Wの環状リブWbの底部Wc側の表面にも臨むように形成することにより、突出しスリーブピン14の先端面14aを成形品Wの底部Wc外周縁から環状リブWbにわたって成形品Wの外面に密着させるようにする。これにより、成形品突出しの際、環状リブWbの離脱抵抗により成形品Wに大きな突出し荷重が作用しても、この突出し荷重は直接環状リブWbの離脱力として作用するため、筒部Waの、環状リブWbと突出しスリーブピン14が当接する成形品底部Wcとの間の部分には大きな圧縮応力が生じることはなく、筒部Wbの上記部分が高い剛性を有していなくても成形品筒部Waがつぶれるおそれがない。
請求項(抜粋):
筒部外周面に該筒部を環状に囲む環状リブが形成された有底筒形成形品を射出成形する金型であって、先端面が前記射出成形品の底部外面の外周縁部分に臨むようにして設けられた筒状の突出しスリーブピンを備えた射出成形用金型において、前記突出しスリーブピンが半径方向外方へ拡大形成されるとともに、該突出しスリーブピンの前記先端面が前記環状リブの前記底部側の表面にも臨むように形成されていることを特徴とする射出成形用金型。
IPC (5件):
B29C 45/26 ,  B29C 33/42 ,  B29C 33/44 ,  B29C 45/40 ,  B29L 31:56

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