特許
J-GLOBAL ID:200903064527952674

データ処理システムのキヤツシユ内のデータユニツトに対する所有権変更制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 頓宮 孝一 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-039482
公開番号(公開出願番号):特開平5-081129
出願日: 1992年02月26日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】 すべての未実行記憶がキャッシュデータユニットで実行されるまでにストアイン型キャッシュのデータユニットの所有権の変更を妨げる所有権のインタロックを提供することである。【構成】 ストアイン型キャッシュへのパイプライン内でデータユニットに所有権をインタロックしてデータ処理システムでデータの完全性を確保する。すべての未実行記憶がキャッシュデータユニットで形成されるまで所有権のインタロックによりキャッシュデータユニットに関して任意のプロセッサの所有権が変更される(すなわち、専有または読取り専用所有権)。すべての未実行記憶が形成された後でも所有権は変更できる。所有権の変更はプロセッサへの相互無効(XI)信号により示される。未実行記憶は、記憶がプロセッサにより完了された後でパイプラインにより受信され、未実行記憶はパイプラインからストアイン型キャッシュに出力される。記憶の連続流がパイプライン内およびその外部で実行されて、キャッシュのデータユニットに要求された所有権の変更を促進する。
請求項(抜粋):
データ処理システムのキャッシュ内のデータユニットに対する所有権変更制御装置において、前記キャッシュの様々なデータユニットでデータを記憶するシステム内でプロセッサ手段により生成された複数の記憶コマンドを受け取り一時的に記憶するパイプライン手段と、第1プロセッサ手段に合図し要求されたデータユニットの所有権を放棄し、その時に第2プロセッサ手段が前記データユニットに記憶するために前記第1プロセッサ手段により現在所有されたデータユニットの所有権を要求する所有権放棄手段と、前記要求データに対する前記第1プロセッサ手段による任意の記憶コマンドが前記パイプライン手段に存在するかどうかを検出する検出手段と、前記検出手段が前記パイプライン手段の要求されたデータユニットへの記憶コマンドを検出しない場合に前記キャッシュにおいて前記データユニットの所有権を即座に変更する所有権変更手段とを備えていることを特徴とする所有権変更制御装置。

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