特許
J-GLOBAL ID:200903064530049039

ポジトロンCT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-191772
公開番号(公開出願番号):特開2000-028727
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 2000年01月28日
要約:
【要約】【課題】 測定対象物内の物質分布を測定し、さらには測定対象物である生体試料内の物質分布を時々刻々と測定できるポジトロンCT装置を提供する。【解決手段】 測定空間に置かれた測定対象物をリング中心軸周りに回転させる回転手段と、測定対象物の位置および方位を測定する位置方位測定手段とを備え、測定対象物からの光子検出信号に基づいて、測定空間における電子・陽電子対消滅によって発生した光子対をエネルギ弁別して、光子対のそれぞれの光子を検出した光子検出器対を示す検出器識別信号を取得し、検出器識別信号が示す光子検出器対を互いに結ぶ直線について、位置方位測定手段により測定された測定対象物の位置および方位の変位を補償して、測定空間に設定された極座標で表現された座標値を出力する。
請求項(抜粋):
入射した光子のエネルギに応じた光子検出信号をそれぞれ出力する複数の光子検出器が測定空間を囲んで所定軸の周囲に配列されたリングと、前記測定空間に置かれた測定対象物を前記リング中心軸周りに回転させると共に、その回転方向及び回転速度を変化させる回転手段と、前記光子検出信号に基づいて、前記測定空間における電子・陽電子対消滅によって発生した光子対をエネルギ弁別して、前記光子対のそれぞれの光子を検出した光子検出器対を示す検出器識別信号を出力する光子対弁別手段と、前記測定対象物の位置および方位を測定する位置方位測定手段と、前記検出器識別信号が示す光子検出器対を互いに結ぶ直線について、前記位置方位測定手段により測定された前記測定対象物の位置および方位の変位を補償して、前記測定空間に設定された極座標で表現された座標値を出力するアドレス変換手段と、前記座標値に対応する番地に所定の累積加算データを累積加算することにより投影データを蓄積する投影データ蓄積手段と、前記投影データ蓄積手段により蓄積された前記投影データに基づいて、前記測定空間における電子・陽電子対消滅の発生頻度の空間分布を算出し画像再構成を行なう画像再構成手段と、を備えることを特徴とするポジトロンCT装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-209133
  • ポジトロンCT装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-286798   出願人:株式会社島津製作所
  • 特開平4-128679

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