特許
J-GLOBAL ID:200903064533117698

通気構造建築物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-280986
公開番号(公開出願番号):特開平8-135037
出願日: 1994年11月15日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 断熱性及び通気性を高め、さらに冷暖房の効率を向上させ、快適な居住空間を確保する。【構成】 外壁4及び屋根5の内面側に隙間をあけて外装断熱材7を設け、外壁4及び屋根5との隙間を通気層8a、8bとする。外装断熱材7と連結させて床下断熱材9を設ける。外装断熱材6及び床下断熱材9によって区画された通気空間27内に、内装材30によって部屋Rを区画する。建築物1の上部に、日射側の通気層8aが連通された日射側室14及び非日射側の通気層8bが連通された非日射側室15が仕切壁13によって区画された集熱ボックス12を設ける。日射側室14を形成する壁部に、通気空間27と連通する開閉可能な第1の窓部16を形成するとともに、仕切壁13に開閉可能な第2の窓部17を形成する。非日射側室15を外部と連通させる。布基礎2によって区画された床下空間26と通気層8a、8bとを連通させる。
請求項(抜粋):
躯体の外周側に外装断熱材が配設され、該外装断熱材の外周側に僅かに隙間をあけて外装材が設けられ、これら外装材と外装断熱材との隙間が通気層とされてなり、かつ前記躯体の下方に、前記外装断熱材と連結された床下断熱材が設けられ、該床下断熱材と前記外装断熱材とによって囲われた内部空間内にて、内装材によって区画された部屋が形成されてなる通気構造建築物であって、前記躯体の上部には、日射側の通気層と連通する日射側室及び非日射側の通気層と連通する非日射側室を有し、非日射側室が外部と連通された集熱ボックスが設けられ、前記日射側室を区画する壁部には、前記内部空間に連通する開閉可能な第1の窓部が形成され、前記日射側室及び非日射側室とを区画する壁部には、これらを連通する開閉可能な第2の窓部が形成されてなることを特徴とする通気構造建築物。

前のページに戻る