特許
J-GLOBAL ID:200903064534748250
リチウム含有水溶液からのリチウム濃縮液の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
八田 幹雄
, 野上 敦
, 奈良 泰男
, 齋藤 悦子
, 宇谷 勝幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-308650
公開番号(公開出願番号):特開2004-142986
出願日: 2002年10月23日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】リチウムイオンの回収率が高く、固形物を含まないかん水や海水等のリチウム含有水溶液からのリチウム濃縮液の製造方法を提供する。【解決手段】(a)リチウム含有水溶液を吸着剤に導入し;(b)該吸着床に水を導入して、吸着剤に吸着されたナトリウム、カリウム、カルシウム及びマグネシウムのイオンを脱離させ;(c)さらに該吸着床に酸性溶液を導入して、吸着剤に吸着されたリチウムイオンを脱離させて、1200〜1500ppmのリチウムイオン濃度を有する溶液を得;(d)該段階(c)で得られた溶液中のリチウムイオンを第1の電気透析によって6000〜10000ppmのリチウムイオン濃度にまで上昇し;さらに(e)該段階(d)で得られた溶液中のリチウムイオンを第2の電気透析によって14000〜18000ppmのリチウムイオン濃度にまで上昇する、リチウム含有水溶液からのリチウム濃縮液の製造方法。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(a)リチウムイオンが、ナトリウム、カリウム、カルシウム及びマグネシウムのイオンに比して吸着床の吸着剤により強く吸着されるように、リチウム含有水溶液を吸着剤に導入し;
(b)該吸着床に水を導入して、吸着剤に吸着されたナトリウム、カリウム、カルシウム及びマグネシウムのイオンを脱離させ;
(c)さらに該吸着床に酸性溶液を導入して、吸着剤により強く吸着されたリチウムイオンを脱離させて、1200〜1500ppmのリチウムイオン濃度を有する溶液を得;
(d)該段階(c)で得られた1200〜1500ppmのリチウムイオン濃度を有する溶液中のリチウムイオンを第1の電気透析によって6000〜10000ppmのリチウムイオン濃度にまで上昇し;さらに
(e)該段階(d)で得られた6000〜10000ppmのリチウムイオン濃度を有する溶液中のリチウムイオンを第2の電気透析によって14000〜18000ppmのリチウムイオン濃度にまで上昇する
段階を有するリチウム含有水溶液からのリチウム濃縮液の製造方法。
IPC (7件):
C01D15/08
, B01D15/00
, B01D61/44
, B01D61/58
, B01J20/06
, C02F1/28
, C02F1/469
FI (8件):
C01D15/08
, B01D15/00 P
, B01D61/44 500
, B01D61/44 520
, B01D61/58
, B01J20/06 C
, C02F1/28 E
, C02F1/46 103
Fターム (44件):
4D006GA17
, 4D006KA01
, 4D006KA52
, 4D006KA53
, 4D006KA63
, 4D006KA68
, 4D006KB12
, 4D006PA01
, 4D006PB03
, 4D006PB27
, 4D017AA01
, 4D017BA12
, 4D017CA05
, 4D017CB01
, 4D017DA01
, 4D017DB01
, 4D017DB10
, 4D024AA05
, 4D024AB15
, 4D024BA14
, 4D024BB01
, 4D024BC01
, 4D024CA01
, 4D024DA07
, 4D024DB09
, 4D024DB20
, 4D061DA04
, 4D061DB18
, 4D061DC19
, 4D061EA09
, 4D061EB01
, 4D061EB04
, 4D061FA06
, 4G066AA13B
, 4G066AA26B
, 4G066AC15D
, 4G066BA09
, 4G066BA36
, 4G066CA45
, 4G066DA07
, 4G066FA03
, 4G066FA26
, 4G066FA28
, 4G066GA11
引用特許:
審査官引用 (4件)
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リチウム回収装置および方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-361155
出願人:独立行政法人産業技術総合研究所, 東京瓦斯株式会社
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特開平4-293541
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特開平3-008439
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