特許
J-GLOBAL ID:200903064535281622

柱梁の接合部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-105755
公開番号(公開出願番号):特開平5-086645
出願日: 1991年05月10日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 梁の幅方向外縁と柱の外面とを実質的に一致させ、かつ強度性能に優れる引張ボルト接合を用いた柱梁接合部構造を提供する。【構成】 H形鋼からなる梁2の端部に梁取付金物3が固着され、該梁取付金物3はボルト4を挿通する挿通孔7が穿孔してある方形の鋼板からなり挿通孔7を貫通した複数のボルト4により角形鋼管1の表面のボルト挿通孔6を挿通し角形鋼管1の内部に密着配置された補強板5のねじ孔8に螺着し固着されている。梁2の幅方向外縁は角形鋼管1の四隅に形成された1/4円弧状部分の端部より5mm柱の方向に位置している。梁取付金物3の幅は梁の幅及び角形鋼管の平面部分の幅より大きく、その中心線は梁の中心線に対して偏心し柱の中心線と一致している。ボルト4は高力ボルトを用いており、梁取付金物3の鉛直方向中心線に対して対称に配置されている。この様に構成することにより、梁の幅方向外縁と柱の外表面とを実施的に一致させ、かつ強度性能に優れる、引張ボルト接合を用いた柱梁接合部構造となる。
請求項(抜粋):
形鋼からなる梁の端部に形鋼柱に接合する鋼板を有する梁取付金物が固着され、梁取付金物は複数のボルトにより形鋼柱に引張接合される柱梁接合部構造において、梁の一方の幅方向外縁と形鋼柱の幅方向の外表面とが実質的に同一面内にあり、梁取付金物の鋼板幅は梁の幅より大きく、鋼板の中心と梁の中心は水平方向に偏心していることを特徴とする柱梁の接合部構造。

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