特許
J-GLOBAL ID:200903064535295631

高純度ガス用ステンレス鋼材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-167615
公開番号(公開出願番号):特開平10-018018
出願日: 1996年06月27日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】耐食性、非触媒性および水分放出性に優れたCr酸化皮膜を表面に有する高純度ガス用ステンレス鋼材を迅速に製造できる高純度ガス用ステンレス鋼材の製造方法を提供する。【解決手段】重量%で、Cr:20〜35%、Mo:0.1〜5%、Ni:0〜3%、Cu:0〜0.5%、W:0〜0.5%、Ti:0〜1%、Nb:0〜1%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、不可避的不純物が、それぞれC:0.03%以下、Si:0.5%以下、Mn:0.2%以下、Al:0.5%以下、P:0.02%以下、S:0.003%以下、O:0.01%以下、N:0.03%以下である化学組成を有するフェライト系ステンレス鋼材に、表面硬化処理を施し、次いで電解研磨処理を施した後、Cr酸化性であってかつFe還元性の雰囲気中で400°C以上に加熱する熱処理を施してCr濃度の高い酸化皮膜を形成する高純度ガス用ステンレス鋼材の製造方法。
請求項(抜粋):
重量%で、Cr:20〜35%、Mo:0.1〜5%、Ni:0〜3%、Cu:0〜0.5%、W:0〜0.5%、Ti:0〜1%、Nb:0〜1%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、不可避的不純物中のC、Si、Mn、Al、P、S、OおよびNが、それぞれC:0.03%以下、Si:0.5%以下、Mn:0.2%以下、Al:0.5%以下、P:0.02%以下、S:0.003%以下、O:0.01%以下、N:0.03%以下である化学組成を有するフェライト系ステンレス鋼材に、表面硬化処理を施し、次いで電解研磨処理を施した後、Cr酸化性であってかつFe還元性の雰囲気中で400°C以上に加熱する熱処理を施すことを特徴とする高純度ガス用ステンレス鋼材の製造方法。

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