特許
J-GLOBAL ID:200903064536353945
燃料電池用高分子電解質膜の製造方法、その電解質膜、およびその膜を使用した燃料電池用膜電極接合体
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (6件):
社本 一夫
, 小野 新次郎
, 小林 泰
, 千葉 昭男
, 富田 博行
, 桜井 周矩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-082321
公開番号(公開出願番号):特開2007-258048
出願日: 2006年03月24日
公開日(公表日): 2007年10月04日
要約:
【課題】 炭化水素系、炭化水素・炭化フッ素系、炭化フッ素系からなる高分子フィルム基材は、放射線前照射過程において、基材の持つ化学構造の違い、照射下の雰囲気・温度・圧力などにより、グラフト重合に必要な開始点(ラジカル)の生成や架橋構造の付与ばかりでなく分解も起こることが確かめられ、その結果として基材の持つ固有の特性低下(機械的強度、耐久性等)を引き起こす。【解決手段】 高分子フィルム基材の持つ固有の特性を低下させることなく機能性モノマーの光グラフト重合を利用した基材表面から内部へのグラフト鎖の導入と、さらに放射線架橋反応が優先的に起こる条件下でグラフト鎖と基材の間で多重架橋構造を付与することにより、優れた耐酸化性、電気伝導性を有する燃料電池に適した高分子電解質膜を得る。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
高分子フィルム基材に光重合開始剤を含有する下塗り層の表面に、スルホン酸基保持可能なビニルモノマーと溶媒の混合液を接触させた状態で紫外線を照射することにより、該ビニルモノマーを液相系においてグラフト重合させ、次いでグラフトした分子鎖同士、基材の分子鎖同士、グラフトした分子鎖と基材の分子鎖を放射線により多重架橋し、さらにグラフトした分子鎖中の芳香環にスルホン酸基を導入することを特徴とする、
グラフト鎖および高分子フィルム基材を放射線により多重架橋させた燃料電池用高分子電解質膜の製造方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (8件):
5H026AA06
, 5H026BB04
, 5H026BB10
, 5H026CX05
, 5H026EE18
, 5H026EE19
, 5H026HH00
, 5H026HH05
引用特許:
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