特許
J-GLOBAL ID:200903064537450154

自動注射器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 正夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-538736
公開番号(公開出願番号):特表2002-508225
出願日: 1998年12月16日
公開日(公表日): 2002年03月19日
要約:
【要約】自動注射器の不用意な作動を防止する。【解決手段】 駆動組立体22に、ハウジング14の後端部部分160から延びるアクチュエータ136と、アクチュエータ136の不用意な作動を防止する取り外し抵抗性のカバー182とを設ける。
請求項(抜粋):
長手方向軸線を有し対向する前後端部部分を備え、前記前端部部分は注射部位となる身体の一部分と係合可能である、ハウジングと、 前部先端部分、後部先端部分、及び内部に形成されこれら前後部先端部分に開口する流体通路を有する注射針と、 前記注射針が、(1)前記注射針が完全に前記ハウジング内に置かれている通常の未作動位置と、(2)前記注射針の前部先端部分が前記ハウジングの前端部部分の前方に延びている注射位置との間を前記ハウジングに対して動くことができることと、 流体状の医薬を収容している密封内部を有する医薬カートリッジと、 前記医薬カートリッジが、前記注射針から通常は密封されており、前記注射針の後部先端部分が前記カートリッジを刺し前記カートリッジ内部内にと後方に延びこれにより前記注射針の流体流路を前記カートリッジ内部に流体的に連通して前記カートリッジ内に収容されている流体状医薬を前記流体流路へと流すことを許容するように、前記医薬カートリッジと前記注射針とを、自動注射作動中流体的に連通する構造及び配置としたことと、 前記ハウジングの後端部部分からおおよそ後方に延びるアクチュエータを有する手動的に操作可能な駆動組立体であって、該駆動組立体が、使用者が前記ハウジングの前端部部分を前述の注射部位に係合させ前記アクチュエータを手動的に操作して前記駆動組立体が前記注射針をその前記注射位置へと動かし前記カートリッジと前記注射針とを互いに流体的に連通させ前記注射針の前部先端部分が注射部位に刺さり前記注射針の後部先端部分が前記カートリッジに刺さり次いで前記駆動組立体が流体状医薬を前記カートリッジ内部から前記注射針の流体流路を介して注射部位に送り出すことによる自動注射動作が実行されるような構造及び配置とされていることと、 前記ハウジングの後端部部分上に配置され、前記アクチュエータを覆い、前記アクチュエータの不用意な作動を防止するようにした取り外し抵抗性のアクチュエータカバーであって、屈従的に変形可能な材料で作られた環状の壁部分を有するアクチュエータカバーと、 前記アクチュエータカバーの一方と前記ハウジングの後端部部分とが、おおよそ半径方向に延びる鎖錠突起を提供し、前記アクチュエータカバーの他方と前記ハウジングの後端部部分とが、おおよそ半径方向に延びる肩面とこの肩面に開口するおおよそ軸線方向に延びる溝とを形成していることと、 前記カバーと前記ハウジングの後端部部分とが、(1)前記鎖錠突起及び前記溝が互いに対して円周方向の整合関係から外れて、前記肩面及び前記鎖錠突起が、前記カバーを前記ハウジングの後部部分に対して軸線方向外方に移動することを阻止するように協働する取り外し抵抗性位置と(2)前記鎖錠突起及び前記溝が互いに対して実質的に円周方向の整合関係にあり、前記カバーを前記ハウジングの後部部分に対して軸線方向外方に移動することによりカバーをハウジング後部部分から取り外し、前記アクチュエータを露出してその手動操作を可能とする取り外し可能位置との間を前記長手方向軸線を中心として前記ハウジングの後端部部分に対して回動できるような構造と配置とされていることと、 前記カバーの前記一方と前記ハウジングの後端部部分とが、前記溝に実質的に円周方向に整合する運動制限突起を有することと、 前記アクチュエータカバーを、利用者が手動的な圧力を加えることにより前記環状壁部分を手動的に変形させ、前記鎖錠突起と前記運動制限突起の通常鎖錠位置から釈放位置へのおおよそ半径方向の相対運動を行わせるような構造及び配置としたことと、 前記運動制限突起が、前記鎖錠突起及び前記運動制限突起が前記鎖錠位置にある時、前記カバーが前記取り外し可能位置へと回動されるにつれて前記鎖錠突起が前記運動制限突起と係合しこれにより前記カバーが前記取り外し可能位置内へと回動することから妨げられるような位置及び形状とされていることと、 前記運動制限突起が、前記鎖錠突起及び前記運動制限突起が前記釈放位置にあり、前記カバーが前記取り外し可能位置に向かって回動されるにつれて前記鎖錠突起が前記運動制限突起を通り過ぎてこれにより前記カバーを前記取り外し可能位置へと回動されるような位置及び形状としたこととを包含する自動注射器。
IPC (3件):
A61M 5/20 ,  A61M 5/24 ,  A61M 5/32
FI (3件):
A61M 5/20 ,  A61M 5/24 ,  A61M 5/32
Fターム (23件):
4C066AA10 ,  4C066BB01 ,  4C066CC01 ,  4C066DD08 ,  4C066DD13 ,  4C066EE06 ,  4C066EE14 ,  4C066FF05 ,  4C066GG07 ,  4C066GG15 ,  4C066GG18 ,  4C066HH02 ,  4C066HH12 ,  4C066HH27 ,  4C066KK05 ,  4C066KK19 ,  4C066LL13 ,  4C066LL24 ,  4C066LL30 ,  4C066NN06 ,  4C066NN12 ,  4C066QQ22 ,  4C066QQ32

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