特許
J-GLOBAL ID:200903064544454033

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-283618
公開番号(公開出願番号):特開平8-145156
出願日: 1994年11月17日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 結合側の第二摩擦係合要素への供給油圧をフィードバック制御する自動変速機において、アップシフトがいかなる車速において実施された場合であっても、フィードバック制御を安定させ、シフトフィーリングを悪化させることなく迅速かつスムースに変速が達成されるように図る。【構成】 フィードバック制御開始時の開始供給油圧を変速時の運転状態に応じて学習補正する学習補正手段と、タービントルクとタービンの慣性トルクとの和の大きさに基づいて分割した複数の領域毎に学習結果を保持する学習結果分割保持手段とを備え、開始供給油圧は、フィードバック制御開始直前においてタービントルク算出手段(S48) により算出される実タービントルクと、慣性トルク算出手段(S49) により算出される実慣性トルクとの和に対応する領域の学習結果に基づいて補正される(S50,S51,S53,S54) 。
請求項(抜粋):
内燃エンジンの駆動力を受ける入力側のポンプ及び出力側のタービンとからなる流体継手と、前記流体継手のタービン側に連結される歯車変速機構とを備えた自動変速機にあって、前記歯車変速機構の第一摩擦係合要素への油圧を解放してその係合を解除する一方、第二摩擦係合要素に油圧を供給してこれを係合させることにより第一変速段から第二変速段への変速を達成可能とし、変速中、前記第二摩擦係合要素への供給油圧をフィードバック制御する自動変速機の変速制御装置において、前記フィードバック制御開始時の開始供給油圧を前記変速中の運転状態に応じて学習補正する学習補正手段と、前記タービンのタービントルクと前記タービンの慣性トルクとの和の大きさに基づいて分割した複数の領域毎に前記学習補正の実施結果を保持する学習結果分割保持手段と、前記フィードバック制御開始直前の実タービントルクを算出するタービントルク算出手段と、前記フィードバック制御開始直前の前記タービンの実慣性トルクを算出する慣性トルク算出手段とを備え、前記学習補正手段は、算出された前記実タービントルクと前記実慣性トルクとの和に対応した領域の学習補正の実施結果に基づき、前記開始供給油圧を補正することを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/04 ,  F16H 59:14

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