特許
J-GLOBAL ID:200903064547195470
光学機器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
西山 恵三
, 内尾 裕一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-098173
公開番号(公開出願番号):特開2006-276671
出願日: 2005年03月30日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】 所定の温度環境における所定の期間T内における所定の期間tにおいて、常に結露が発生しない防湿機能を有する光学装置を提供する。【解決手段】 液密構造の光学装置(双眼鏡等)において、筐体内部の高分子材料の総保水量、筐体部品の高分子材料からの透湿量と組立時に筐体内部に存在する水蒸気量の和以上の吸湿量を有する吸湿剤を前記筐体内部に封入し、前記吸湿剤は所定の温度環境における所定の期間T内における所定の期間tにおいて、前記筐体内部の高分子材料からの放湿量、前記筐体部品の高分子材料における筐体外部から筐体内部への透湿量と前記筐体内部の空気中に含まれる水蒸気量の和より常に多い吸湿可能量を有する構成とする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
本体と、
外界からの光を入射する入射面を有し前記本体に封止部材を介して保持され前記入射面と前記本体の内部とが液密状態とされた第1の光学素子と、
前記本体内に収容された支持部材に支持され前記第1の光学素子からの光を受ける第2の光学素子と、
前記本体内に配置された吸湿部材とを備え、
ここで、
所定の期間Tにおける前記本体の内部において、前記本体、前記封止部材および前記支持部材が放出する保水質量の総和をW2、
前記所定の期間Tにおいて、前記本体の外部から内部へ前記本体および前記封止部材を通過する水蒸気透過質量の総和をW3、
前記所定の期間Tの当初における水蒸気質量をW4
とすると、
前記所定の期間Tにおける前記吸湿部材の吸湿可能質量の総和W1は、
W1≧W2+W3+W4
を満足し、
ここで、所定の温度環境における前記所定の期間T内の一期間tおいて、
前記一期間tにおける前記本体、前記封止部材および前記支持部材が放出する保水質量の和をW2(t)、
前記一期間tにおける前記本体の外部から内部へ前記本体および前記封止部材を通過する水蒸気透過質量の和をW3(t)、
前記所定の期間Tの当初における水蒸気質量をW4
とすると、
前記一期間tにおける前記吸湿部材の吸湿可能質量の和W1(t)は、
W1(t)≧W2(t)+W3(t)+W4
を満足することを特徴とする光学機器。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (8件):
2H039AA05
, 2H039AA06
, 2H039AB22
, 2H039AB32
, 2H039AB42
, 2H039AB54
, 2H039AC07
, 2H044AD02
引用特許:
出願人引用 (2件)
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特許第3248295号公報
-
水中テレビカメラの結露防止装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-280821
出願人:東芝エンジニアリング株式会社
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