特許
J-GLOBAL ID:200903064560449961

電力系統の高調波測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 龍太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-180570
公開番号(公開出願番号):特開平11-014676
出願日: 1997年06月19日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 電力系統に基本波の非整数倍周波数の電流を注入して測定し、測定結果から測定調波についてのアドミタンスを求める際に、注入電流の周波数を簡単な式の計算から求めて決定し得るようにする。【解決手段】 測定調波(m次高調波)とm±1次高調波との間の中間次数調波の電流の周波数fxを、fx=(fs×m)±{(fs/n)×k)}の式(但し、n,kは整数)から求めて決定し、系統1の注入点4に、測定調波の上,下両側の周波数fxの中間次数調波の電流を基本波のn周期注入し、この注入に基づく注入点4の電圧及び注入点4より上位,下位の少なくとも一方の電流を計測し、前記上位,前記下位の少なくとも一方を注目側として前記計測の結果から注目側の測定調波の上,下両側それぞれの中間次数調波についてのアドミタンスを算出し、この算出の結果に基づく補間処理により、注目側の測定調波についてのアドミタンスを求めて決定する。
請求項(抜粋):
電力系統の周波数fsの基本波のm倍(mは整数)周波数のm次高調波を測定調波とし、前記電力系統の前記測定調波についてのアドミタンス又は該アドミタンスと電流源との並列回路からなる等価回路を求める際に、前記測定調波の上,下両側の前記基本波の非整数倍周波数の前記基本波に同期した電流を、中間次数調波の電流とし、前記測定調波(m次高調波)とm±1次高調波との間の中間次数調波の電流の周波数fxを、fx=(fs×m)±{(fs/n)×k)}の式(但し、nは測定精度1/n(0<1/n<1)に応じた1,2,...,nの整数、kは周波数設定用の1,2,...,nの整数)から求めて決定し、前記電力系統の高調波注入点に、前記測定調波の上,下両側の前記周波数fxの中間次数調波の電流を前記基本波のn周期注入し、該注入に基づく前記高調波注入点の電圧及び前記電力系統の前記高調波注入点より上位,下位の少なくとも一方の電流を計測し、前記上位,前記下位の少なくとも一方を注目側として前記計測の結果から前記注目側の前記測定調波の上,下両側それぞれの中間次数調波についてのアドミタンスを算出し、該算出の結果に基づく補間処理により、前記注目側の前記測定調波についてのアドミタンスを求めて決定することを特徴とする電力系統の高調波測定方法。
IPC (5件):
G01R 23/20 ,  G01R 27/02 ,  G01R 29/00 ,  G01R 31/00 ,  H02J 3/01
FI (5件):
G01R 23/20 C ,  G01R 27/02 A ,  G01R 29/00 F ,  G01R 31/00 ,  H02J 3/01 B

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