特許
J-GLOBAL ID:200903064569421431

四塩化チタン及び塩酸水溶液、硝酸水溶液またはこれらの混合溶液を使用した実質的にブルッカイト相の二酸化チタンの超微細粒子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-155019
公開番号(公開出願番号):特開2004-131366
出願日: 2003年05月30日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
【課題】四塩化チタン及び塩酸水溶液、硝酸水溶液またはこれらの混合溶液を使用した実質的にブルッカイト相の二酸化チタンの超微細粒子の製造方法の提供。【解決手段】a)四塩化チタン溶液に濃度調節された塩酸水溶液、硝酸水溶液又はこれらの混合溶液を加えて水性TiOCl2母液を製造する段階と、b)常温でa)段階で得た母液に濃度調節された塩酸水溶液、硝酸水溶液、これらの混合溶液又は蒸溜水を加えてTi4+濃度及び酸濃度を調整した沈殿溶液を製造する段階と、c)前記b)段階で得た沈殿溶液を放置してTiO2沈殿物を形成する段階と、d)前記c)段階で得た沈殿物を分離後、アルカリ水溶液を添加して溶液のpHを調節する段階と、e)前記d)段階で得た溶液のうち沈殿物を分離後、乾燥させる段階と、を含むブルッカイト相の二酸化チタンの超微細粒子の製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
a)四塩化チタン(TiCl4)溶液に0.001〜12.0Mの塩酸水溶液、0.001〜16.0Mの硝酸水溶液またはこれらの混合溶液を加えて水性TiOCl2母液を製造する段階と、 b)常温でa)段階で得られた母液に0.001〜12.0Mの塩酸水溶液、0.001〜16.0Mの硝酸水溶液、これらの混合溶液または蒸溜水を加えてTi4+濃度及び酸濃度が下記範囲を有する沈殿溶液を製造する段階と、 塩酸を使用する場合、Ti4+濃度及び酸濃度が各々0.05M以上〜0.2M未満及び1.0M〜4.0M、Ti4+濃度及び酸濃度が各々0.2M以上〜1.6M未満及び3.0M〜4.8M、Ti4+濃度及び酸濃度が各々1.6M以上〜2.8M未満及び4.0〜6.0M、並びにTi4+濃度及び酸濃度が各々2.8M以上〜5.0M未満及び6.0〜10.0Mから選ばれる濃度条件と、 母液に硝酸を添加する場合、Ti4+濃度及び酸濃度が各々0.05M以上〜0.4M未満及び4.0〜8.0M、Ti4+濃度及び酸濃度が各々0.4M以上〜1.8M未満及び4.0M〜6.5M、Ti4+濃度及び酸濃度が各々1.8M以上〜2.8M未満及び5.0〜6.0M、並びにTi4+濃度及び酸濃度が各々2.8M以上〜5.0M未満及び6.0〜10.0Mから選ばれる濃度条件と、 母液に前記塩酸及び硝酸の混合溶液を添加する場合、Ti4+濃度及び酸濃度が各々0.05M以上〜0.4M未満及び4.0M〜8.0M、Ti4+濃度及び酸濃度が各々0.4M以上〜1.8M未満及び4.0M〜6.5M、Ti4+濃度及び酸濃度が各々1.8M以上〜2.8M未満及び4.5〜6.0M、並びにTi4+濃度及び酸濃度が各々2.8M以上〜5.0M未満及び6.0〜10.0Mから選ばれる濃度条件と、 c)前記b)段階で得られた沈殿溶液を15〜200°Cで放置して二酸化チタン(TiO2)沈殿物を形成する段階と、 d)前記c)段階で得られた沈殿物を分離した後、アルカリ水溶液を添加して溶液のpHを2〜8に調節する段階と、 e)前記d)段階で得られた溶液のうち沈殿物を分離した後、乾燥させる段階と、を含む実質的にブルッカイト相の二酸化チタンの超微細粒子の製造方法。
IPC (3件):
C01G23/053 ,  B01J21/06 ,  B01J35/02
FI (4件):
C01G23/053 ,  B01J21/06 M ,  B01J35/02 H ,  B01J35/02 J
Fターム (24件):
4G047CA02 ,  4G047CB05 ,  4G047CC03 ,  4G047CD04 ,  4G047CD07 ,  4G069AA02 ,  4G069AA08 ,  4G069BA04A ,  4G069BA04B ,  4G069BA48A ,  4G069BB08C ,  4G069BB12C ,  4G069BC50C ,  4G069BD12C ,  4G069EB19 ,  4G069EC22X ,  4G069EC22Y ,  4G069FA01 ,  4G069FB08 ,  4G069FB57 ,  4G069FC02 ,  4G069FC03 ,  4G069FC07 ,  4G069FC08

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