特許
J-GLOBAL ID:200903064578051213
放熱材料及び放熱材料で成形した放熱シート
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-353081
公開番号(公開出願番号):特開2008-163145
出願日: 2006年12月27日
公開日(公表日): 2008年07月17日
要約:
【課題】優れた熱伝導性と絶縁性を有し、かつ柔軟性と靭性を保持しながら、難燃性を有することを特徴とする放熱材料及び放熱材料で成形した放熱シートを提供することを目的とする。【解決手段】特定の構造を有する水添共重合体(1)および/または特定の構造を有する変性水添共重合体(2)、核部とこの核部から異なる4軸方向に伸びた針状結晶部を有する酸化亜鉛(3)、黒鉛(4)、パラフィン系オイル(5)、および難燃剤(6)を特定の割合で含み、かつ特定範囲の体積抵抗率を有する放熱材料及び放熱材料を成形した放熱シート。【選択図】なし
請求項(抜粋):
共役ジエンとビニル芳香族の共重合体に水素を添加してなる下記(a)〜(d)を満たす水添共重合体(1)および/または共役ジエンとビニル芳香族からなる共重合体に水素を添加してなり、かつ官能基を少なくとも1つ有する下記(a)〜(d)を満たす変性水添共重合体(2)、核部とこの核部から異なる4軸方向に伸びた針状結晶部を有する酸化亜鉛(3)、平均粒径が1μm以上100μm以下の黒鉛(4)、パラフィン系オイル(5)、および難燃剤(6)を含み、下記(A)〜(H)を満たすことを特徴とする放熱材料。
(a)ビニル芳香族単位の含有量が50質量%を越え90質量%以下、
(b)ビニル芳香族からなる重合体ブロックの量が40質量%以下、
(c)重量平均分子量が5×104〜100×104、
(d)共役ジエンに基づく二重結合の水添添加率が10%以上。
放熱材料100質量%に対して、
(A)水添共重合体(1)、変性水添共重合体(2)、およびパラフィン系オイル(5)の総和[(1)+(2)+(5)]の配合割合が10質量%以上87質量%以下、
(B)酸化亜鉛(3)と黒鉛(4)の和[(3)+(4)]の配合割合が10質量%以上87質量%以下、
(C)難燃剤(6)の配合割合が3質量%以上30質量%以下、
(D)黒鉛(4)の配合割合が3質量%以上20質量%以下。
(E)水添共重合体(1)と変性水添共重合体(2)の和に対するパラフィン系オイル(5)の質量比率[(5)/{(1)+(2)}]が0を超えて2以下、
(F)水添共重合体(1)、変性水添共重合体(2)、およびパラフィン系オイル(5)の総和に対する難燃剤(6)の質量比率[(6)/{(1)+(2)+(5)}]が0.2以上3以下、
(G)酸化亜鉛(3)と黒鉛(4)の和[(3)+(4)]に対する酸化亜鉛(3)の質量比率[(3)/{(3)+(4)}]が0.5を超えて0.97以下、
(H)体積抵抗率が1×108Ω・cm以上1×1016Ω・cm未満。
IPC (6件):
C08L 53/02
, C08K 3/04
, C08K 3/22
, C08K 5/01
, C08J 5/18
, H01L 23/373
FI (6件):
C08L53/02
, C08K3/04
, C08K3/22
, C08K5/01
, C08J5/18
, H01L23/36 M
Fターム (33件):
4F071AA12X
, 4F071AA22X
, 4F071AA68
, 4F071AB03
, 4F071AB16
, 4F071AB18
, 4F071AC02
, 4F071AC11
, 4F071AE07
, 4F071AE15
, 4F071AF37
, 4F071AF44
, 4J002BP01W
, 4J002BP01X
, 4J002CQ01Y
, 4J002DA027
, 4J002DE106
, 4J002DE149
, 4J002EA018
, 4J002EJ059
, 4J002FD016
, 4J002FD139
, 4J002FD207
, 4J002GQ00
, 4J002GQ01
, 5F136BC05
, 5F136BC07
, 5F136FA51
, 5F136FA56
, 5F136FA64
, 5F136FA65
, 5F136FA81
, 5F136FA82
引用特許:
出願人引用 (6件)
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特開平1-225663号公報
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特公平7-51646号公報
-
水添共重合体組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-083953
出願人:旭化成株式会社
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