特許
J-GLOBAL ID:200903064585080644

無電極ランプ点灯装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-256567
公開番号(公開出願番号):特開平6-111967
出願日: 1992年09月25日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、点灯過渡時の励起コイルを含む負荷回路のインピーダンスの変化による高周波電源回路側の破壊を防止することを目的としている。【構成】 本発明において、無電極ランプの点灯過渡時、VCO13から発振信号60がドライブ回路1に入力されるため、FET2、3は前記発振信号60と同一周波数の高周波電流を励起コイル5側の負荷回路に出力する。この状態で、位相検波回路11は前記負荷回路に流れる高周波電流と同負荷回路に印加される高周波電圧をCT4及びコンデンサC1、C2を介して入力し、これら電圧と電流の位相差が所定の位相差からずれた分を位相検波電圧として加算器20に出力する。VCO13は、基準電圧に加算器20により加算された前記位相検波電圧が0となる方向に、前記発振信号60の周波数を変化させる。これにより、前記負荷回路に供給される高周波電圧と電流の位相差は負荷側のインピーダンスの変化に拘らずほぼ一定に制御される。
請求項(抜粋):
無電極ランプに近接配置されている励起コイルに高周波電源回路から出力される高周波電流を供給して前記無電極ランプを点灯させる無電極ランプ点灯装置において、前記励起コイルを含む負荷回路に流れる高周波電流と同一位相の電流を導入する電流導入回路と、前記励起コイルを含む負荷回路に印加される高周波電圧と同一位相の高周波電圧を導入する電圧導入回路と、これら電流、電圧導入回路により導入された電流と電圧の位相差を求めた後、この位相差を所定の位相差と比較してその差分を検出する位相検波回路と、この位相検波回路により検出された前記差分が零となるように前記高周波電流の周波数を変化させる周波数可変回路とを具備したことを特徴とする無電極ランプ点灯装置。

前のページに戻る