特許
J-GLOBAL ID:200903064592869954

アンチスキッドブレーキング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-227027
公開番号(公開出願番号):特開平6-072303
出願日: 1992年08月26日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 基準車体速度Vref と車輪の車輪速度の偏差から車輪のスリップ率SRxを演算し、ブレーキ装置の各車輪のホイールシリンダに供給する液圧を、少なくとも、演算したスリップ率および車輪加速度に応じて増減圧制御するアンチスキッドブレーキング方法において、極低μ路等における、車輪が徐々にロック状態に向かう、所謂「グズグズ沈み」を早期に察知して制御遅れを防止し、制動性能の改善を図る。【構成】 スリップ率SRxを演算する毎に、演算したスリップ率から所定値を引算した差値を積算し、車輪加速度から検出される車輪の減速度合いが、車輪がロック状態に陥る虞がある程度には大きくないと判断され、且つ、積算値ISRxによってスリップ率が大である状態が継続していると判断されるとき、ホイールシリンダに供給する液圧が減圧する方向に制御される。
請求項(抜粋):
基準車体速度と車輪の車輪速度の偏差から車輪のスリップ率を演算し、ブレーキ装置の各車輪のホイールシリンダに供給する液圧を、少なくとも、演算したスリップ率および車輪加速度に応じて増減圧制御するアンチスキッドブレーキング方法において、スリップ率を演算する毎に、演算したスリップ率から所定値を引算した差値を積算し、車輪加速度から検出される車輪の減速度合いが、車輪がロック状態に陥る虞がある程度には大きくないと判断され、且つ、前記積算値によってスリップ率が大である状態が継続していると判断されるとき、ホイールシリンダに供給する液圧を減圧する方向に制御することを特徴とするアンチスキッドブレーキング方法。

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