特許
J-GLOBAL ID:200903064596114494

小さな直径の溶接された燃料噴射装置のためのコイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 崇
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-508122
公開番号(公開出願番号):特表平10-504629
出願日: 1995年08月09日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】トップフィード型燃料噴射装置の燃料流入管(12)は、流入端部の近くでは、管状の非強磁性シェル(26)がレーザ溶接された反対側の端部よりも大きな外径(80)を有している。コイルの枠体(46)に設けられた貫通孔(84)は、小さな直径区分(90)と大きな直径区分(88)とを有しており、大きな直径区分は小さな直径区分よりも燃料流入管の入口の近くに配置されている。枠体の貫通孔の大きな直径区分(88)と燃料流入管の大きな外径区分(82)とは、製造過程の間、流入管へのシェルのレーザ溶接を行うことができる位置へコイルアセンブリを軸線方向に燃料流入管(12)に配置することができ、その後レーザ溶接された結合部を被覆するようにコイルアセンブリを配置できるような程度に、軸線方向で互いに重なり合っている。
請求項(抜粋):
内燃機関に燃料を噴射するための電気作動式の燃料噴射装置であって、該燃料噴射装置に燃料が流入する燃料入口から、燃料噴射装置から燃料が噴射されるノズルへ燃料を搬送するための、前記燃料噴射装置内部の内部通路が設けられており、さらに電磁コイルアセンブリが設けられており、該電磁コイルアセンブリが、軸線方向貫通孔を有する非強磁性枠体と、前記貫通孔とほぼ同軸的に前記枠体に配置された電磁コイルとから成っており、固定子構造の一部を形成するために前記枠体の貫通孔に固定子が配置されており、前記固定子構造は前記コイルによって生ぜしめられる磁束のための磁気回路の一部を形成しており、前記内部通路を選択的に開閉するために前記燃料噴射装置内部に配置された、可動子と弁とを有する機構が設けられており、前記内部通路を選択的に開閉するために前記コイルの選択的な通電に基づいて前記可動子が前記弁を操作することを可能とするために、前記可動子が、作動ギャップを通過して前記固定子構造まで延びる前記磁気回路の別の部分を形成しており、前記可動子が、前記コイルの選択的な通電によって前記固定子構造に向かってまたは前記固定子構造から離れる方向で軸線方向に往復運動をさせられるようになっている形式のものにおいて、 枠体の貫通孔が、小さな直径区分と大きな直径区分とを有しており、前記大きな直径区分が、前記小さな直径区分よりも前記ノズルから軸線方向に離れて配置されており、管状の部材が、前記枠体の貫通孔の前記小さな直径区分内に少なくとも部分的に配置されたジョイント部によって前記固定子の端部に液密に結合されており、前記固定子が、前記ジョイント部に設けられた小さな外径区分と、該小さな外径区分の軸線方向に配置された大きな外径区分とを有しており、前記枠体の貫通孔の前記大きな直径区分と前記固定子の小さな外径区分とが、軸線方向に互いに重なり合わされており、この重なり状態が、 (イ)燃料噴射装置の製造過程中には、前記枠体の貫通孔の前記大きな直径区分と前記固定子の大きな外径区分とが軸線方向に互いに重なり合う位置に前記電磁コイルアセンブリが前記固定子に軸線方向に配置されて、このような配置により、前記電磁コイルアセンブリが被さっていない前記固定子の前記端部の十分な軸線方向の範囲が残されることによって前記ジョイント部が形成されるような位置に前記電磁コイルアセンブリが配置されるように、 (ロ)かつ、前記ジョイント部の形成後には、前記ジョイント部の少なくとも一部が前記ボビンの貫通孔の前記小さな直径区分内に配置されるような位置へ、前記電磁コイルアセンブリが戻るように構成されている ことを特徴とする、電気作動式の燃料噴射装置。
FI (5件):
F02M 51/06 G ,  F02M 51/06 A ,  F02M 51/06 B ,  F02M 51/06 U ,  F02M 51/06 F

前のページに戻る