特許
J-GLOBAL ID:200903064596384297

液体吸引装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-111592
公開番号(公開出願番号):特開平9-297146
出願日: 1996年05月02日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 容器中の液体の残量が一定量まで少なくなったときに空気の吸引を極力少なく抑えることのできる液体吸引装置を提供する。【解決手段】 試薬吸引装置D1 は、中継部材3と、吸引管としてのパイプ4と、吸引部材5とを備えている。容器1には、液体としての分析用試薬が収納されている。吸引部材5の内部には1本の吸引用通路6が設けられている。6aはその下端開口である。吸引部材5の右側面には、吸引停止手段としてのフロート弁7が取り付けられている。フロート弁7は、可撓性部材としての方形板状の弁本体8と、容器1に収納された試薬に浮いて昇降することのできるフロート9とから構成されている。
請求項(抜粋):
液体が収納される容器の開口部に取り付けることのできる中継部材と、この中継部材に接続されて下方へ延びる吸引管と、この吸引管の下端に接続された吸引部材と、この吸引部材および吸引管を介して容器内の液体を吸引するための吸引手段とを備え、吸引部材の内部に、上端が吸引管の下端に連通し下端がその吸引部材の側面に開口する吸引用通路が設けられ、吸引部材に、容器内の液体の減少に伴って下降した液面が吸引用通路の下端開口に近づいたときにその開口を閉鎖し、それによって液体の吸引を停止させるための吸引停止手段が設けられている液体吸引装置。

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