特許
J-GLOBAL ID:200903064605179804

アルカリ蓄電池用極板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-009237
公開番号(公開出願番号):特開平7-220724
出願日: 1994年01月31日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 化学含浸法による活物質充填において、工程サイクル数の短縮化と、高温・高濃度の含浸液中においても多孔性ニッケル基板の腐食を抑制し、安定した性能の極板を得る。【構成】 多孔性ニッケル基板1を、含浸液として、例えば比重1.70,pH1.5〜2.0、温度80°Cに保った硝酸カドミウム水溶液2中に浸漬してこれを含浸する方法として、充填2サイクル目以降は毎サイクル含浸、予備乾燥操作を少なくとも2回行って本乾燥工程へ移行させる。さらに予備乾燥工程において、基板1の両面に熱風を吹込み、その表面温度を70°C以上に保持する。
請求項(抜粋):
多孔性ニッケル基板に、硝酸ニッケルあるいは硝酸カドミウムを主体とする活物質塩の水溶液を含浸した後、乾燥、アルカリ浸漬処理の一連の工程を繰返して所定量の水酸化ニッケル、あるいは水酸化カドミウムを前記多孔性ニッケル基板に充填する製造法であって、本乾燥工程以前に前記活物質塩水溶液の含浸と予備乾燥操作を少なくとも2回繰返し行うことを特徴とするアルカリ蓄電池用極板の製造法。

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