特許

J-GLOBAL ID：200903064608580437

多孔質セラミックス成形用スラリ-、及びそれを用いた多孔質セラミックスの製造方法

発明者： 加藤 直行 ,  真田 久米彦 ,  武藤 浩
出願人/特許権者： 三菱化学ビーエーエスエフ株式会社
代理人 (1件)： 中島 正
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-251821
公開番号（公開出願番号）：特開平9-071482
出願日： 1995年09月04日
公開日（公表日）： 1997年03月18日
要約：

【要約】【課題】 多孔質セラミックスは気孔径や気孔率が非常に問題視され、そのコントロ-ルには合成樹脂粒子が一般に使用されるが、脱脂時間等を考慮すると、特に発泡ポリスチレン粒子が好ましいため多用されている。しかしながら、発泡ポリスチレン粒子は比重が小さく軽いため、セラミックス・スラリ-中への均一分散が非常に困難で分離しやすい。また、ブロック状や塊状の厚いもの、大きいものの多孔体を得る方法は非常に難かしいものである。【解決手段】 セラミックス粉末100重量部、水再分散性樹脂粉末1〜20重量部、水硬性セメント5〜25重量部、所要量の水、及びセラミックス粉末と水硬性セメントの合計体積の50〜300体積%の合成樹脂粒子を混合せしめることにより多孔質セラミックス成形用スラリ-を生成する。また、このスラリ-を所要形状に成形して焼成することにより多孔質セラミックスを製造するものである。

請求項（抜粋）：

セラミックス粉末100重量部、水再分散性樹脂粉末1〜20重量部、水硬性セメント5〜25重量部、所要量の水、及びセラミックス粉末と水硬性セメントの合計体積の50〜300体積%の合成樹脂粒子を混合せしめてなることを特徴とする多孔質セラミックス成形用スラリ-。

FI (2件)：

C04B 38/06 B ,  C04B 38/06 J