特許
J-GLOBAL ID:200903064608801719
燃料電池発電システム及びその運転方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-313016
公開番号(公開出願番号):特開2007-123032
出願日: 2005年10月27日
公開日(公表日): 2007年05月17日
要約:
【課題】システムの起動直後や低負荷運転時といった電池排熱の温度レベルが低い場合であっても、強制的な加熱手段を用いることなく累積の総合効率低下を防止し、短時間で所望の排熱利用温度を確保可能として、システム稼働率の向上を図った燃料電池発電システム及びその運転方法を得る。【解決手段】排熱供給用熱交換器6の高温側には高温側バイパスライン7が設けられ、高温側バイパスライン7への通水量を調節するための高温側制御弁8が配置されている。高温側制御弁8は制御装置5からの指令により開閉するようになっており、制御装置5は、排熱供給温度の測定値が、設定した目標値65°Cに達しない場合には排熱利用設備11への排熱供給量を通常量よりも抑制するように高温側制御弁8を開ける弁開放指令を出すようになっている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
アノード極及びカソード極を備え水素分に富むガスを還元剤として前記アノード極に供給し、酸素分に富むガスを酸化剤として前記カソード極に供給することで電気化学反応により直流電力及び排熱を発生する燃料電池本体と、前記燃料電池本体から前記排熱を除去、回収する電池冷却水を流すための電池冷却水系統と、前記電池冷却水系統により回収した前記排熱を外部へと供給するための排熱供給系統と、前記排熱供給系統から供給される前記排熱を利用するための排熱利用設備、を有する燃料電池発電システムにおいて、
前記電池冷却水系統の冷却水温度及び前記排熱供給系統の排熱供給温度のうち、少なくとも一方に関して目標値を設定する目標値設定手段と、
前記電池冷却水系統の冷却水温度又は前記排熱供給系統の排熱供給温度を測定して測定値を求める温度測定手段と、
前記排熱利用設備への排熱供給量を調節する排熱供給量調節手段と、
前記温度測定手段が測定した測定値が前記目標値に達しない場合には排熱供給量を通常量よりも抑制する抑制指令を前記排熱供給量調節手段に出し、前記温度測定手段が測定した測定値が前記目標値を越した場合には排熱供給量を抑制した量から通常量まで高めて供給する通常供給指令を前記排熱供給量調節手段に出す排熱供給量制御手段、を有することを特徴とする燃料電池発電システム。
IPC (1件):
FI (3件):
H01M8/04 G
, H01M8/04 T
, H01M8/04 J
Fターム (8件):
5H027AA02
, 5H027CC06
, 5H027KK21
, 5H027KK28
, 5H027KK41
, 5H027KK48
, 5H027MM01
, 5H027MM16
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
コジェネレーションシステム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-355534
出願人:積水化学工業株式会社
-
燃料電池装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-333984
出願人:荏原バラード株式会社
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