特許
J-GLOBAL ID:200903064612330585

回路遮断器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-171993
公開番号(公開出願番号):特開平11-025836
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 遮断時に接点間に発生するアークを消弧装置の奥側に駆動する駆動コイルを具えたものにおいて、消弧性能を充分に向上させ得るようにする。【解決手段】 消弧装置13のグリッド板23のうち、少なくとも接点19,21間に発生するアークと対応する位置のグリッド板23のそれぞれ負荷側端子方向に延びた部分23aの先端部を、接点19,21の両側位置に、又はそれよりも負荷側端子方向の位置に配置することにより、その部分23aに、アーク自体により生ずる磁束と、駆動コイル16に流れる電流により生ずる磁束とが集中して流れ、これによって、アークに作用する磁束の密度が増す。又、グリッド板23のそれぞれ負荷側端子方向に延びた部分23aの分、グリッド板23の大きさが増し、アークをグリッド板23で冷却する冷却効果が向上する。
請求項(抜粋):
先端側に固定接点を有し、基端側に電源側端子部を有する固定接触子と、先端側に前記固定接点に接離される可動接点を有し、基端側が負荷側端子に接続される可動接触子と、前記電源側端子部と負荷側端子との間に異常電流が流れたときに、前記可動接触子を開離方向に移動させて接点を開放するトリップ装置と、前記固定接触子の両側を挟むように設けられた両支持絶縁物間に、複数枚のグリッド板を前記可動接点の移動方向に多段に配置して成る消弧装置と、前記可動接触子の先端部に対応して前記両支持絶縁物の外側に設けられ、前記両接点間に発生するアークを前記消弧装置の奥側に駆動する駆動コイルとを具備し、前記消弧装置のグリッド板のうち、少なくとも前記両接点間に発生するアークと対応する位置のグリッド板のそれぞれ負荷側端子方向に延びた部分の先端部を、前記接点の両側位置に、又はそれよりも負荷側端子方向の位置に配置したことを特徴とする回路遮断器。
IPC (2件):
H01H 73/18 ,  H01H 33/10
FI (2件):
H01H 73/18 B ,  H01H 33/10
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 回路遮断器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-316377   出願人:東芝メック株式会社, 株式会社東芝
  • 特開昭61-285627
  • 特開昭61-285627

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