特許

J-GLOBAL ID：200903064626376146

軽量化ポリエステルフイルム及びその製造方法

発明者： 安江 健治 ,  山本 英治 ,  当麻 克行 ,  岸田 稔 ,  小塚 佳明
出願人/特許権者： ユニチカ株式会社
代理人 (1件)： 三浦 良和
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-186949
公開番号（公開出願番号）：特開平5-009319
出願日： 1991年07月02日
公開日（公表日）： 1993年01月19日
要約：

【要約】【目的】 軽量性、隠蔽性に優れラベル等に有用なポリエステルフイルムおよびその製造方法を提供する。【構成】 (A)結晶性ポリエステル樹脂と(B)エチレン/ビシクロアルケン及びトリシクロアルケンからなる群から選ばれた少なくとも一種の環状オレフィンからなる共重合体との組成物からなるポリエステルフィルムであり、該(B)が粒子状に分散し、また微細なボイドが存在し、軽量化されている。製法は、両者の組成物から得られる未延伸フィルムを、該(A)のガラス転移温度以上、結晶化温度以下の温度範囲で少なくとも一軸方向に1.5倍以上延伸する。

請求項（抜粋）：

結晶性ポリエステル樹脂(A)が50重量%以上95重量%未満と、環状オレフィン共重合体(B)が5重量%以上50重量%未満との組成物からなるポリエステルフイルムであって、該ポリエステルフイルム中に該環状オレフィン共重合体(B)が直径0.1から20μmの粒子状に分散しており、かつ微細なボイドが存在し、見掛け比重が0.3から1.1であることを特徴とする軽量化ポリエステルフイルム。ただし、該環状オレフィン共重合体(B)はエチレンと、ビシクロアルケン及びトリシクロアルケンからなる群から選ばれた少なくとも一種の環状オレフィンとからなる共重合体であり、かつ該結晶性ポリエステル樹脂のガラス転移温度よりも少なくとも10°C高いガラス転移温度を有する。

IPC (9件)：

C08J 9/00 ,  B29C 55/02 ,  C08L 67/02 LPA ,  C08L 67/02 ,  C08L 23:08 ,  B29K 67:00 ,  B29K105:04 ,  B29L 7:00 ,  C08L 67:02