特許

J-GLOBAL ID：200903064640919675

レトルト米飯の製造方法

発明者： 櫻井 義人 ,  佐藤 千秋 ,  神田 文雄
出願人/特許権者： 株式会社ニチレイ
代理人 (1件)： 酒井 一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-308894
公開番号（公開出願番号）：特開平9-149766
出願日： 1995年11月28日
公開日（公表日）： 1997年06月10日
要約：

【要約】【課題】生米充填法で、炊飯時におけるパウチ内の水分分布を均一に調整でき、得られる米の形状が崩れてモチ状になることを防止し、しかも米飯をパウチ内に均一に、且つ容易に分散させることを可能にした作業性に優れたレトルト米飯の製造方法を提供すること。【解決手段】うるち生米、炊飯のための水溶液を含む耐熱性密封パウチを、加熱殺菌工程に供する所定温度まで昇温する加熱昇温工程と、所定温度以上で保持する加熱殺菌工程と、冷却工程とを順次行なってレトルト米飯を製造する方法であって、加熱昇温工程前の耐熱性密封パウチ内の含気量を、うるち生米及び炊飯のための水溶液の体積合計量に対して25〜40%とし、且つ少なくとも加熱昇温工程における品温(冷点)が70〜90°Cにおいて耐熱性密封パウチを1〜2分毎に、回転速度1〜15rpmで半回転させる方法。

請求項（抜粋）：

うるち生米及び炊飯のための水溶液を含む耐熱性密封パウチを、加熱殺菌工程に供する所定温度まで昇温する加熱昇温工程と、前記所定温度以上で保持する加熱殺菌工程と、冷却工程とを順次行なってレトルト米飯を製造する方法であって、前記加熱昇温工程前の耐熱性密封パウチ内の含気量を、うるち生米及び炊飯のための水溶液の体積合計量に対して25〜40%とし、且つ少なくとも前記加熱昇温工程における品温(冷点)が70〜90°Cにおいて耐熱性密封パウチを1〜2分毎に、回転速度1〜15rpmで半回転させることを特徴とするレトルト米飯の製造方法。