特許
J-GLOBAL ID:200903064641145053

硬貨入出金装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-287404
公開番号(公開出願番号):特開平7-121748
出願日: 1993年10月22日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 硬貨入出金装置などの硬貨分離部において、クリップ、虫ピン等の異物を自動的に排除し異物の硬貨分離部のすり抜けを防止する。【構成】 硬貨分離部の硬貨規制ガイド17は回転円盤15の上面との間に硬貨1枚分の厚みよりやや大きい隙間を有し硬貨を1枚ずつ分離する。回転円盤15は正逆回転が可能な構造となっており逆回転時は、正回転より低速回転する。電磁石25は硬貨規制ガイド17の上部に取付られており硬貨分離中に通電してクリップ、虫ピン等の異物26を吸着する。硬貨分離時には、硬貨は正回転する回転円盤15の遠心力により分離部周縁に沿って進みガイド17を通って搬送される。硬貨分離終了後は、電磁石25の通電は解除されるため異物26は回転円盤15上に落ち、回転円盤15がゆっくり逆回転し、かつリジェクトシャッター22が開くため、異物26はリジェクト搬送路23へと排除される。
請求項(抜粋):
遠心力によって硬貨を周縁に寄せて硬貨搬送路へ供給する回転円盤と、硬貨搬送路入口付近にあって回転円盤の上面との間に硬貨1枚分の厚みよりやや大きい隙間を有し硬貨を1枚ずつ通過させる硬貨規制ガイドと、硬貨規制ガイドを通過してきた硬貨を硬貨搬送路へ導く硬貨搬送ガイドよりなる硬貨分離部と、硬貨規制ガイド下の硬貨の残留及び硬貨搬送路の硬貨の通過を検出する検出手段を備えた硬貨入出金装置において、前記硬貨分離部は、前記回転円盤を正逆方向に回転させる機構と、リジェクト搬送路と、該リジェクト搬送路を開閉するシャッタ機構と、硬貨規制ガイド上部に電磁石を備え、硬貨分離中に電磁石に通電しクリップ、虫ピン等の金属製の異物を電磁石に吸着し、硬貨分離終了後電磁石の通電を止めることにより異物を回転円盤上に落とし、リジェクト搬送路のシャツターを開き回転円盤をゆっくり逆転し異物をリジェクト搬送路へと除去するようにし、異物の硬貨分離部の通過を防止することを特徴とする硬貨入出金装置。

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