特許
J-GLOBAL ID:200903064641670557
フルオロアルキル置換フェロセニルジホスフィン
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-230922
公開番号(公開出願番号):特開平7-179486
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【構成】 式(I)で一般的に示すことができ、例えば{(R)-1-〔(S)-2-ビス(4-トリフルオロメチルフェニル)ホスフィノ)フェロセニル〕}エチル ビス(3,5-ジメチルフェニル)ホスフィンである化合物、その製造方法、並びに式(V)又は(VI):(式中、X1 は、2個のC2 -C12オレフィン又はC5 -C12ジエンであり、Zは、Cl、Br又はIであり、A1 - は、酸素酸又は錯体酸のアニオンであり、M1 は、Rh又はIrであり、Yは、式(I)の化合物である)で示される錯体。【化15】【効果】 上記錯体は、炭素二重結合又は炭素/ヘテロ原子二重結合を有するプロキラル化合物をエナンチオ選択的に水素化するための均一系触媒として有用である。
請求項(抜粋):
式(I):【化1】(式中、R1 は、C1 -C8 アルキル、フェニル又は1から3個のC1 -C4 アルキル若しくはC1 -C4 アルコキシ基で置換されたフェニルであり、R2 は、式(II):【化2】(式中、R12は、部分的又は完全にフッ素化されたC1 -C5 アルキルであり、R13は、C1 -C4 アルキル、C1 -C4 アルコキシ、-SiR4 R5 R6 、ハロゲン、-SO3 M、-CO2 M、-PO3 M、-NR7 R8 又は-〔 +NR7R8 R9 〕X- であり、mは、1から3の整数であり、nは、0又は1から4の整数であり、そしてm+nの合計は、1から5である)で示される基であり、R3 、R10及びR11は、それぞれ互いに独立して、R2 と同義であるか、或はそれぞれ互いに独立して、C1 -C12アルキル、C5 -C12シクロアルキル、フェニル、又はC1 -C4 アルキル-若しくはC1 -C4 アルコキシ-置換C5 -C12シクロアルキル、或はC1 -C4 アルキル、C1 -C4 アルコキシ、-SiR4R5 R6 、ハロゲン、-SO3 M、-CO2 M、-PO3 M、-NR7 R8 及び-〔+ NR7 R8 R9 〕X- からなる群より選ばれる1から3個の同一若しくは異なる基で置換されたフェニル基であり、R4 、R5 及びR6 は、それぞれ互いに独立して、C1 -C12アルキル又はフェニルであり、R7 及びR8 は、水素、C1 -C12アルキル若しくはフェニルであるか、又はR7 とR8 は、一緒になって、テトラメチレン、ペンタメチレン、又は3-オキサ-1,5-ペンチレンであり、R9 は、水素又はC1 -C4 アルキルであり、Mは、水素又はアルカリ金属であり、X- は、一塩基酸のアニオンであり、そして*は、立体異性炭素原子である)で示される、光学異性体若しくはそのジアステレオマーの形態又はジアステレオマー混合物の形態の化合物。
IPC (2件):
引用特許:
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