特許
J-GLOBAL ID:200903064643838072

マルチプロセッサシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-089275
公開番号(公開出願番号):特開平5-265989
出願日: 1992年03月16日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 送信先のプロセッサの受信バッファの異常によって、誤データの格納や、無意味な再送信が繰り返されることのないマルチプロセッサシステムを得る。【構成】 送信先のプロセッサから、受信バッファの異常発生によって受信バッファが使用不許可となったことが通知された場合には送信データの再送信を停止し、受信バッファが使用中であることが通知された場合には所定のタイミングで送信データの再送信を行い、また、ポート/バッファ管理テーブルを設け、受信バッファに異常が発生した場合、そのポートの対応受信バッファを別の正常な受信バッファに変更して、受信バッファの使用不許可の場合でも送信データの転送を正常に終了させる。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサをバスによって接続し、送信元の前記プロセッサより送信された送信データの受信を、送信先の前記プロセッサで失敗した場合に、前記送信元のプロセッサは、前記送信データの再送信間隔を規定するタイマーが生成する所定のタイミングで、前記送信データの再送信回数を計数するカウンターの計数値が予め定められた最大再送信回数となるまで、前記送信先のプロセッサに前記送信データの再送信を行うマルチプロセッサシステムにおいて、前記送信先のプロセッサに、受信バッファの使用許可を示す受信バッファ許可レジスタと、前記受信バッファが受信中であることを示す受信バッファビジーレジスタと、前記受信バッファ使用許可と前記受信バッファビジーとを判断するデコーダー部と、前記受信バッファにて異常が発生した時、前記受信バッファを使用不許可にするエラー検出部と、前記受信バッファ使用不許可、受信バッファビジーなどを通知する返送データの送信を制御する受信コントロール部とを設け、前記送信元のプロセッサに、前記送信先のプロセッサからの返送データを判断するデコーダー部と、前記デコーダー部の発生する機動条件に従って、前記受信バッファ使用不許可の場合には前記送信データの再送信を行わずに転送を中止し、前記受信バッファビジーの場合には前記所定のタイミングで前記送信データの再送信を制御する送信コントロール部とを設けたことを特徴とするマルチプロセッサシステム。
IPC (3件):
G06F 15/16 470 ,  H04L 29/08 ,  H04L 13/08

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