特許
J-GLOBAL ID:200903064648451656

ディジタル伝送式自動列車制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-190388
公開番号(公開出願番号):特開平7-040835
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】ディジタル伝送式ATC装置の安全性を高める。【構成】地上から先行列車までの閉塞区間数情報を受信し(S1)、情報の誤りチェック後、閉塞区間数を先行列車までの距離に変換する(S2,3)。次に、第1メモリ内の線区データ及ブレーキ性能からブレーキパターンを作成した後(S4)、第1メモリ内のデータと同一データを格納する別の第2メモリを用いて前記作成したブレーキパターンから閉塞区間数情報を復元し(S5)、復元した閉塞区間数情報と地上から送信された距離変換以前の閉塞区間数情報とを比較する(S6)。比較結果が一致した時は、作成ブレーキパターンが適正と判断してブレーキパターンに従って減速制御を行い、比較結果が不一致の時は非常ブレーキ作動等の安全側制御を実行する(S7,8)。
請求項(抜粋):
先行列車の位置情報に基づいて少なくとも前記先行列車から後続の列車までの距離関連情報をディジタル信号で地上側から車上側に送信し、前記距離関連情報を受信した後続列車側で、車上に搭載したメモリに予め記憶させた線区データ及び少なくともブレーキ性能を含む車両性能データと前記受信した距離関連情報とに基づいて当該後続列車のブレーキパターンを作成し、このブレーキパターンに従って当該後続列車の減速制御を行う構成のディジタル伝送式自動列車制御装置であって、ブレーキパターン作成時に使用する前記メモリに記憶させた線区データ及び車両性能データと同一のデータを記憶させた別のメモリと、作成されたブレーキパターンから前記別のメモリに記憶させた線区データ及び車両性能データを用いて距離関連情報を復元する距離関連情報復元手段と、該距離関連情報復元手段で復元された距離関連情報と地上から送信される距離関連情報とを比較する比較手段とを備え、比較手段の比較結果が予め定めた誤差範囲内で一致した時に作成されたブレーキパターンに従って列車の減速制御を行う構成としたことを特徴とするディジタル伝送式自動列車制御装置。
IPC (4件):
B61L 23/14 ,  B60L 3/08 ,  B60L 15/40 ,  B61L 3/12

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