特許
J-GLOBAL ID:200903064649800670

回転電機の冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-061693
公開番号(公開出願番号):特開平5-268750
出願日: 1992年03月18日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】本発明は、貯水槽内及び大気放出管内の水素ガス濃度を爆発下限界以下で安全に排出する回転電機の冷却装置を提供することにある。【構成】本発明は、固定子鉄心及び回転子巻線を引火・爆発性の冷却気体により冷却するとともに固定子巻線7内を冷却水で冷却し、また冷却水を貯水する貯水槽1内で冷却水に侵入した冷却気体を大気中に放出する大気放出管13を有し、さらに大気放出管13内の冷却気体のガス濃度を検出するガス濃度検出器14を備えた回転電機4の冷却装置において、貯水槽1と大気放出管13とを連通する誘導パイプ11の途中に大気をしゃ断するシール水12の貯溜部と、貯水槽1上部に不燃性ガスを供給する不燃性ガス供給管8と、この不燃性ガス供給管8の途中に不燃性ガスの流量を調整する絞り機構と流量検出装置10を設けている。したがって、引火・爆発性のある冷却気体が冷却水に侵入する量を確実に把握できるので、異常を早期に検知することができかついかなる場合でも貯水槽1及び大気放出管13内の水素ガス濃度を爆発下限界以下に押えて安全に運転できる。
請求項(抜粋):
固定子鉄心及び回転子巻線を引火・爆発性の冷却気体により冷却するとともに固定子巻線内を冷却水で冷却し、また前記冷却水を貯水する貯水槽とこの貯水槽内で冷却水に侵入した冷却気体を大気中に放出する大気放出管を有し、さらに前記大気放出管内の冷却気体のガス濃度を検出するガス濃度検出器を備えた回転電機の冷却装置において、前記貯水槽と前記大気放出管とを連通する誘導パイプの途中に大気をしゃ断するシール水の貯溜部と、前記貯水槽上部に不燃性ガスを供給する不燃性ガス供給管と、この不燃性ガス供給管の途中に不燃性ガスの流量を調整する絞り機構と流量検出装置を設けたことを特徴とする回転電機の冷却装置。
IPC (2件):
H02K 9/19 ,  H02K 9/24

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