特許
J-GLOBAL ID:200903064657720830

差動制限トルク制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-182716
公開番号(公開出願番号):特開平7-032905
出願日: 1993年07月23日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 ABS作動情報に基づいて左右駆動輪間に付与する差動制限トルクを電子制御する差動制限トルク制御装置において、ABS作動時に高μ路〜低μ路のあらゆる路面での制動安定性を確保すること。【構成】 ABS作動時、前後G,横G感応目標トルクとABS連携目標トルクのうち大きいほうを選択して目標差動制限トルクとし、この目標差動制限トルクを得る制御指令を差動制限トルク付与手段aに出力するABS作動時差動制限制御手段iを設けた。
請求項(抜粋):
左右駆動輪間に設けられ、外部からの制御指令に応じた差動制限トルクを付与する差動制限トルク付与手段と、制動時に制動力調整により車輪の制動ロックを抑制するアンチスキッドブレーキ制御システムと、車両に加わる前後加速度を検出する前後加速度検出手段と、車両に加わる横加速度を検出する横加速度検出手段と、左右駆動輪速差を演算する左右駆動輪速差演算手段と、減速前後加速度領域において横加速度の大きさにより規定されるトルクレベルまで減速前後加速度の大きさに応じて変化する前後G,横G感応目標トルクを演算する前後G,横G感応目標トルク演算手段と、左右駆動輪速差の大きさに応じたABS連携目標トルクを演算するABS連携目標トルク演算手段と、前記アンチスキッドブレーキ制御システムからのABS作動中信号によりABS作動時かどうかを判断するABS作動時判断手段と、ABS作動時、前後G,横G感応目標トルクとABS連携目標トルクのうち大きいほうを選択して目標差動制限トルクとし、この目標差動制限トルクを得る制御指令を前記差動制限トルク付与手段に出力するABS作動時差動制限制御手段と、を備えていることを特徴とする差動制限トルク制御装置。
IPC (2件):
B60K 23/04 ,  B60T 8/58

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