特許

J-GLOBAL ID：200903064660421339

高成形性キャンボディ材の製造方法

発明者： 岡田 満 ,  小山 克己 ,  東海林 了
出願人/特許権者： 古河電気工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-101303
公開番号（公開出願番号）：特開平7-310152
出願日： 1994年05月16日
公開日（公表日）： 1995年11月28日
要約：

【要約】【構成】 Mn1.0〜1.5wt%、Mg0.8〜1.3wt%、Si0.01〜0.30wt%、Cu0.20〜0.25wt%、Fe0.7wt%以下、Zn0.25wt%以下を含み残部Alおよび不可避的不純物からなるAl合金の鋳塊に、560〜620°Cの温度で2〜10時間保持する均質化処理を施した後、開始温度350〜500°C、最終温度230〜320°Cで加工率99〜99.5%の熱間圧延を施して熱間圧延板を製造し、次いで前記熱間圧延板に加工率45〜85%の冷間圧延加工を施した後、昇温速度2〜40°C/秒で300〜450°Cまで昇温させてから0〜20秒保持する中間焼鈍を施すことでSiの固溶量を0.01wt%以下に、かつCuの固溶量を0.2wt%以下にさせ、その後、更に加工率60〜86%の冷間圧延加工を施すことを特徴とする高成形性キャンボディ材の製造方法。【効果】 フランジング加工性に優れたキャンボディ材が得られる。

請求項（抜粋）：

Mn1.0〜1.5wt%、Mg0.8〜1.3wt%、Si0.01〜0.30wt%、Cu0.20〜0.25wt%、Fe0.7wt%以下、Zn0.25wt%以下を含み残部Alおよび不可避的不純物からなるAl合金の鋳塊に、560〜620°Cの温度で2〜10時間保持する均質化処理を施した後、開始温度350〜500°C、最終温度230〜320°Cで加工率99〜99.5%の熱間圧延を施して熱間圧延板を製造し、次いで前記熱間圧延板に加工率45〜85%の冷間圧延加工を施した後、昇温速度2〜40°C/秒で300〜450°Cまで昇温させてから0〜20秒保持する中間焼鈍を施すことでSiの固溶量を0.01wt%以下に、かつCuの固溶量を0.2wt%以下にさせ、その後、更に加工率60〜86%の冷間圧延加工を施すことを特徴とする高成形性キャンボディ材の製造方法。

IPC (2件)：

C22F 1/04 ,  C22C 21/00