特許
J-GLOBAL ID:200903064661936227

同期電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-097255
公開番号(公開出願番号):特開平7-308089
出願日: 1994年05月11日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 電動機のロータの回転位置により磁気抵抗が異なることを利用して回転力を得る同期電動機の制御装置において、電動機の基底回転数以上では回転子と電動機電流との相対位相角を低くし高速回転を可能とし、電動機電流が大きくなる場合にも無駄な励磁電流成分を流さないようにして制御装置容量を低減する。【構成】 電動機電流の励磁電流成分が適切になるように相対位相角Aを作成する相対位相角作成手段9と、電動機電流振幅と発生トルクとの非線形性を補償して適切な電動機電流振幅を作成する電流振幅指令手段8とを備える同期電動機の制御装置。
請求項(抜粋):
電動機のロータの回転位置により磁気抵抗が異なることを利用して回転力を得る同期電動機の制御装置において、ロータの回転位置、速度を検出するための位置検出手段と、電動機の速度指令とロータの検出速度から速度偏差を得、この速度偏差に比例・積分・微分などの補償を行ってトルク指令を出力する速度制御手段と、ロータの回転子位置とステータの電動機電流との相対位相角の正負極性をトルク指令の正負極性により決定し、相対位相の大きさはトルク指令Tが一定値T1より小さい場合(|T|<T1)あるいは回転数Nが電動機の基底回転数NB以下の場合(|N|<NB)はA0、トルク指令がT1より大きく回転数が基底回転数より大きい場合(|T|>T1,|N|>NB)は電動機の回転数に応じて次第に減ずるようにした相対位相角作成手段と、ロータの回転位置と前記相対位相角とを加算し電動機電流の位相を決定する電動機電流位相作成手段と、電動機の電流振幅指令値と電動機電流の位相とから電動機の各相の電流指令値を作成する電流指令手段と、電動機各相の電流指令値に従って電動機へ電流を供給する電流制御回路と、を備えることを特徴とする同期電動機の制御装置。
IPC (2件):
H02P 5/05 ,  H02K 19/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-206387
  • 特開平2-087997

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